【Gprout】23年度新卒長期開発研修の作品をご紹介~アクションゲーム「トイキュー」~
G2 Studiosの新卒研修では例年、「Gprout」ブランドとしてゲームアプリを開発しています。
2023年度の長期開発研修では、13名が1チームとなり3か月でアクションゲームを開発しました。新卒研修としては初めて2Dイラストを動かす「Spine」と「3D」を導入し、その中で多くの学びを得ました。
今回のnoteでは制作した「トイキュー」の特徴や、開発をした新卒社員の声、そしてプレイをした社員の感想などをご紹介します。
▼トイキューとは?
「強くなるためにフィールドに落ちている部品を吸い込んでいくのが気持ち良いゲーム」をコンセプトとして開発しました。
呪われたおもちゃを助けていくというストーリーで、かわいいおもちゃの世界観を楽しむことができます。
部品を集めれば集めるほど、強い攻撃を放つことができるようになり、ステージの奥にいるボスを倒すとゲームクリアです。
▼遊び方
①吸い込み
吸い込みボタンでフィールドに落ちている部品を吸い込むことができます。
部品は攻撃に使用します。
吸い込みながら移動はできますが、チャージは行えません。
②攻撃
攻撃ボタンで吸い込んだ部品を使って攻撃できます。
部品数に応じてチャージ攻撃ができ、弾が貫通して複数の敵を一気に倒すこともできます。
▼プレイ動画
▼開発チームへのインタビュー
-作ったゲームのこだわりポイントを教えてください
(プランナー:M.S)
一番のこだわりは「吸い込み」と「散らばり」による爽快感です。部品を吸い込むことで、プレイヤーに散らばっている部品が集まってくる気持ちよさや、視覚的に部品が少なくなり掃除をするようなすっきり感を感じさせるために、エフェクトや吸い込む速度を何度も調整しました。また、敵を倒すことで部品が散らばり、敵を倒した成功体験に加え破壊した爽快感も感じられるようにし、敵を同時に倒せば倒すほど一度に多くの部品が散らばるため、まとめて倒した際はさらに爽快感を感じられるようになっています。
(UIデザイナー:H.T)
おもちゃの世界観を表現したポップでかわいらしいデザインです。ところどころにおもちゃモチーフが散りばめられており、3Dではおもちゃの家や鉛筆・積み木の列車といった可愛いおもちゃのステージ、2Dでは主人公にぬいぐるみの敵キャラクター、UIではマスキングテープやシールなどを制作しました。是非じっくり見ていただきたいです!また、「せっかくの開発研修なので一緒に楽しく作りたい」と思い、同期や先輩方にらくがきを描いてもらってステージの床の模様に取り入れました。
(エンジニア:R.T)
ゲームを進めるにつれて段々強くなっていくことや、攻撃した際の気持ちよさを見た目で伝えられるように表現にこだわって制作しました。
【全員への質問】
-もしこのゲームをさらに面白くするなら、どんなことをしたいですか?
・敵に狙いを合わせる操作に、何かしらのアシストを入れるなどの操作性を向上したいです。
・当初想定していたようなステージ追加、ギミック、ボスなど、遊びの幅を増やしたいです。
・プレイヤーの選択肢を増やしたいです。現状、吸って溜めて発射するを繰り返す以外の選択肢が少ないので、ギミックやスキルを追加したり、特性を持った敵を追加するといったことをしたいです。
・アウトゲームも拡張し、ユーザーが繰り返し遊びたくなるようなゲームサイクルにしたいです。
・もっと動きのある画面をつくれたら面白くなるんじゃないかなと思いました。タイトル画面であればロゴが上下に動いたり、リザルト画面であればクリアした場合に紙吹雪が散ったりする派手な演出を取り入れたりと、視覚的な楽しめる要素を増やしたいです。
・演出面にもっとこだわってみたいです。ステージ出発のシーンやクリアリザルト表示のシーンなどで、もっとゲームを楽しんで貰えるような演出をしてみたいと思いました。
・部品を吸い込んだときにバイブレーションがあるなど、吸っていくのを物理的に体感できることなどがあればより面白く、気持ちよくなりそうだなと思いました。ボス撃破時のモーションを作って倒したときの達成感も、もっと盛り上げたいです。
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