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G2×CREATIVE

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新たな技術や表現手法を追及する開発での学びを紹介します。
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2020年3月の記事一覧

3D×Unreal Engineで広がる表現手法の可能性!3Dアクションゲームの研究開発

G2 Studiosの3Dチームでは、Unreal Engineを採用した3Dアクションゲームの研究開発に取り組んでいます。今回はG2 Studiosが研究開発に取り組むことなった経緯や、3Dチームの研究開発の内容を、G2 Studios代表桜井と3Dチームリーダー澤井へのインタビューを通してお伝えします。 写真右:G2 Studios代表 桜井 写真左:3Dチームリーダー澤井 3Dチームが研究開発に取り組む理由 桜井: デバイスの性能と通信環境の向上に合わせて、ゲーム業

【アートチーム研究開発】Spineを活用したリアルタイムアクションゲーム~エンジニアによる設計編~

今期、アートチームではMV(R)P アーキテクチャをベースにクリーンアーキテクチャの設計思想を取り入れ、クライアントメンバーでディスカッションしながら、再利用しやすく、変化に柔軟な設計にするための大規模なリファクタリングと、格闘機能のブラッシュアップを実施しました。 キャラクターモーション編に引き続き、今期新たに研究開発にジョインしたクライアントサイドエンジニアのみそスープから、研究を通してもっとも効果の大きかったものをお伝えします。 はじめに はじめまして!アートチーム

【アートチーム研究開発】Spineを活用したリアルタイムアクションゲーム ~新卒1年目によるキャラクターモーション編~

アートチームでは今期もプロジェクト横断業務と並行して業務の20%を使ったアクションゲームの研究開発を進めてきました。α版は少人数で短期間でのモックアップ制作を進めてきましたが、β版では参加メンバーを増やし、格闘システムのブラッシュアップとキャラクター追加を試みました。 今回は、2019年11月に公開したα版制作時の記事に引き続き、新たにジョインしたメンバーにフォーカスし、「新卒1年目によるキャラクターモーション編」と「エンジニアによる設計編」の2回に分け、研究を通して学んだ

見た目で世界観を作るシェーダーの基礎知識について

こんにちは。2018年新卒入社のクライアントサイドエンジニアA.Hです。G2 Studiosには、月の業務時間の15%までを研究開発に充てることができる「G’try」(ジートライ)という制度があります。この制度を使って「シェーダー」について勉強してみたので、学んだことを紹介していきます。 シェーダーに興味をもったきっかけ 学生時代の卒業制作でシェーダーを触る機会があり、ゲームに馴染むアニメ調の絵作りをすることに面白さを感じ、シェーダーに興味を持つようになりました。 入社

G2 Studiosの新たな柱に!3Dチームが取り組むR&D

※この記事は2019年6月に公開したものです。 2019年1月に新たに立ち上がった3Dチーム。チームの強化を図りながら、今年度から更なる挑戦を始めました。3Dチームが目指している未来、そして現在取り組んでいるR&Dについて紹介します。 インタビューしたのはこちらの3名 ※写真左から紹介 3Dチームが発足するまでの経緯 T.S: G2 Studiosが3Dチームを作ろうとしているという話を耳にして、自分が中心となってその立ち上げをしたいと思い入社を決めました。3D表現の技

G2 Studiosの2019年を振り返る、人気ブログ記事まとめ

※この記事は2019年12月に公開したものです。 2019年に発信したブログ記事は41本。その中から特に多くの方に読んでいただいた記事を、「新卒採用」・「組織」・「働き方」・「技術開発」という4つのカテゴリに分けてご紹介します。 新卒採用について G2 Studiosの人材育成に関する取り組みや、新人賞を受賞した社員を紹介しているブログが人気でした。G2 Studiosに興味を持っていただいている学生の皆さんは、ぜひまずはこの4記事を読んでみてはいかがでしょうか。 組織

Spineを活用したリアルタイムアクションゲーム~α版制作~

※この記事は2019年11月に公開したものです。 はじめまして。アートチーム所属のテクニカルアーティストK.Mと、2DモーションデザイナーM.Eです。アートチームとは複数プロジェクトに渡って、イラスト制作や演出、キャラクターアニメーション、UI演出などを担当している横断チームです。 アートチームでは現在、研究開発としてSpineとUnityを使用したアクションゲームの開発を行っています。2019年8月に、下記の記事でも紹介しましたが、 先日ついにα版が完成しました。今回

クマ型ロボット「ギークマちゃん」誕生秘話!キャラクターデザインと3Dモデル制作の様子を紹介

※この記事は2019年9月に公開したものです。 ギークスの動画事業本部が制作した模型とARを組み合わせた「ジオAR」。その中に登場するクマ型ロボットのキャラクターデザインと3DモデリングをG2 Studiosのデザイナーが担当しました。その制作の様子を紹介します。 まずはこちらの映像をご覧ください ギークスの動画事業本部では、様々な新技術を活用した映像の企画・制作・開発を行っています。今年からは特にARに注力し、表現方法の研究をしており、その中で制作することになったのが模

アートチームが追求するSpineを使った2D表現の可能性

※この記事は2019年8月に公開したものです。 G2 Studiosには、プロジェクトを横断してゲームの演出を担う「アートチーム」があります。アートチームが取り組んでいる、Spineを使ったアニメーション制作や、2Dの魅力を生かした新たな表現手法の研究開発について紹介します。 インタビューしたのはこちらの3名 ※写真左から紹介 アートチームができるまで K.M: G2 Studiosへ入社後、複数のプロジェクトで横断的に演出を手がけるチームを立ち上げました。Shader