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G2 Studiosの新たな柱に!3Dチームが取り組むR&D

※この記事は2019年6月に公開したものです。

2019年1月に新たに立ち上がった3Dチーム。チームの強化を図りながら、今年度から更なる挑戦を始めました。3Dチームが目指している未来、そして現在取り組んでいるR&Dについて紹介します。

インタビューしたのはこちらの3名

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※写真左から紹介

T.S/アート セクションリーダー
2018年中途入社。web会社でFlash制作に携わり、ゲーム業界へ転職。ソーシャルゲーム、ネイティブアプリ、VRゲームなどに携わる。G2 Studiosへ入社後は、3Dチームを立ち上げ、全体のマネジメントを行っている。

T.H/3Dモデラー
2019年中途入社。前職の大手ゲーム会社では、世界的に有名な格闘ゲームを手がける。2D、3D、アーケード、コンシューマー、アプリなど様々なジャンルのアクションゲーム制作の経験を持つ。現在は、新規タイトルのモデル制作を行っている。

M.T/3Dアートディレクター
2019年中途入社。3Dモデラー・アニメーターとしてゲーム会社で経験を積んだ後、フリーランスに転身。2Dイラスト、3Dフィギュアの原型、ゲームの3Dモデルなどの制作を行う。G2 Studiosへ入社後は、新規プロジェクトのアートディレクターを務める。

3Dチームが発足するまでの経緯

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T.S:
G2 Studiosが3Dチームを作ろうとしているという話を耳にして、自分が中心となってその立ち上げをしたいと思い入社を決めました。3D表現の技術をより高めていくには、プロジェクトにコミットするだけではなく、研究開発にも力を入れていく必要があります。そのために、2019年1月にプロジェクトを横断する新たな組織、3Dチームを作りました。

T.H:
私は3Dチームができて間もない頃に入社しました。長年アクションゲームを作っていたのですが、昨今ではコンシューマーのアクションゲームは開発に3~4年かかるようになってきていたため、もっと短いスパンでゲームを作りたいと思っていました。自分の経験がG2 Studiosのゲームジャンル多様化に貢献できますし、やりたいことに挑戦できる環境に魅力を感じました。

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M.T:
私は前職で2Dの仕事が多かったのですが、このまま3D分野から離れてしまうのは勿体ないと思っていた時、G2Studiosに出会いました。3Dチームがやろうとしているチャレンジや将来のビジョン、そしてチームの方々の人柄と社風に惹かれて入社を決めました。

T.S:
そうして3Dのメンバーが続々と加わりました。既存の運営タイトルや新規タイトルなど、メンバーそれぞれが担当プロジェクトを持っていますが、同時に3Dチーム全体でR&Dにも取り組める体制になりました。

新しいゲームジャンルへ挑戦、3Dを新たな強みに

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T.S:
G2 Studiosは、日本のゲーム開発会社の中では、まだまだ知名度が低いと思っています。さらに、G2 Studiosが3Dゲームを作れるということを知っている人はほとんどいない、その認識をまず変えたいと思いました。「G2 Studiosは3Dでこれだけのものを作れるんだ」と世の中に発信するために、3DチームのR&Dプロジェクトが始動しました。

T.H:
その第一弾として、現在アクションゲームの制作に着手しています。G2 Studiosにとっても新しいゲームジャンルへの挑戦です。アクションゲームは文化や言語を超えて、世界中の人が遊べることが強みだと思っています。世界中のユーザーが同じゲームをプレイして、同じような感想を持つことができる、そういったゲームジャンルはアクション以外にあまりないと思います。

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▲制作風景

T.S:
現在G2 Studiosが開発するゲームでは、ゲームエンジンにUnityを使っていますが、このR&DのプロジェクトではUnreal Engineを採用しています。ゲームジャンルも技術も、これまでのG2 Studiosにはなかった新しい試みです。

M.T:
ビジュアル面では、セルトゥーン表現の強化を図っています。日本の強みである漫画・アニメ文化から育っているセルルックの3D表現を追求し、トゥーンシェーディングやセルシェーディングの表現の幅をさらに広げていきたいですね。このR&Dを通じ、3Dチーム内での制作力を高めて、力をつけていきたいと考えています。

型がない状態をいかに楽しめるか

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T.S:
研究開発以外にも、チーム内で最近始めた取り組みがあります。メンバーがアートに関することを何でもいいから発表するというもので、隔週の定例の中でやっています。

M.T:
メンバーがどんな話し方をして、どんなところに興味もっているか知れるのもいいですよね。色んな経験を積んできたメンバーが多いので、幅広い知識が吸収できて面白いです。

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▲M.Tがデジタル造形とアナログ造形について発表した時の様子

T.S:
他にもチーム内に留まらず、他職種のメンバー向けの勉強会もやってみようと思っています。3Dについて理解を深めてもらうことで、新しい企画やアイディアに繋がればいいなと。

T.H:
こういう発信や新しいチャレンジに積極的なメンバーが多いですよね。G2 Studiosは良くも悪くも型がない。型がないことをポジティブに捉える人には楽しい環境だと思います。自分で色々作れるってことですから。

T.S:
そうですね。色々自分でチャレンジしていきたいというポジティブな思いを持った仲間と高め合いながら、G2 Studiosの新しい未来を創っていきたいですね。

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