【社内座談会レポート】コミュニケーションで大事にしていること
こんにちは、G2 Studios広報チームです!
2022年8月、「コミュニケーションで大事にしていること」をテーマに座談会が実施されました。今回は、そのレポートとして開催の背景や当日の様子、社員の感想をご紹介します!
開催の背景
出社とリモートワークを柔軟に使い分ける働き方が定着したことで、「対面・オンライン」「画面越し・声のみ・文字のみ」など、コミュニケーションの形は大きく変化しています。
6月下旬に実施された社員アンケートでは、
といったコミュニケーションに課題を感じる声が上がりました。
そこで、営業や顧客対応などでコミュニケーションを取る機会が多いギークス(G2 Studiosはギークスグループの一員です。)から3名のゲストを呼び、コミュニケーションについて考える座談会を実施しました。
当日の様子
当日はオンラインで開催し、40名以上が参加しました。
ゲスト紹介
HRグループリーダーの川端のファシリテーションで、ゲスト3名が話をしました。
ファシリテーターからの前振りに応えて3名が自己紹介。日頃、クライアントやフリーランスの方とお話しているだけあって(ギークスIT人材事業本部は、ITフリーランスと企業のマッチングサービスを展開しています)、趣味のお話などもあり人柄のわかる魅力的な自己紹介でした!
トーク
3名の人柄がわかったところで、メインの座談会に入りました。トークテーマは事前に質問を募集した上で決定しました。
トークテーマ(一部抜粋)
トークを一部ご紹介します!
S.O
変えていますね。私の場合、対企業とのやり取りが多く、オンラインでもスーツを来ている方もいらっしゃいます。特に初対面の場合、挨拶などのファーストコンタクトには気を遣います。社内でも年齢やキャリア、ポジションの違いなどで伝え方を変えています。例えば、社歴の浅い方には伝えたいことがしっかり伝わるように、丁寧な説明を心がけています。伝わっているかを確認するために、「まとめたらテキストで送って」などと相手の理解度を確かめることもありますね。また、固すぎるとコミュニケーションが弾まないこともあるので、相手との関係性に合わせて、表現を砕くこともあります。「お願いいたします」「お願いね」「おねしゃす!」みたいな(笑)相手の立場に立って考えるということが大事だと思います。
S.T
私も相手によって話し方は変えています。初対面の方には、必ず自己紹介をして「私ってこういう人なんだよ」ということをオープンにしてからコミュニケーションに入るようにします。
また、部長という立場上、相手に何か指摘や指導をすることもあります。相手を萎縮させすぎないよう、相手が許すのであれば、あだ名で呼ばせてもらっています。上司に呼ばれると緊張するということもあるかもしれませんが、あだ名で親しみを込めて呼ぶとリラックスして話を聞いてくれるかなと思います。
S.O
自己開示を含め、相手に受け入れてもらいやすいように自分のスタンスを示すことは大事ですよね。
S.O
絶対に通したい提案があるときは、キーパーソンを外さないようにしますね。おさえるべきところや通すべき順序を踏まえることは意識しています。
T.M
相手に対して「いきなり」にならないように気を付けていますね。きちんと前提や背景を伝えたり、事前にジャブを打ったりしますね。受け入れる側の温度感がわからないのは怖いので、予め反応を見ながら提案に入るようにしています。
依頼に関しても、相手が忙しい中でお願いしなくてはいけないこともあるので、メリットやデメリットをしっかり伝えて理解してもらうようにしています。
ーお二人の話で共通しているのは、トップダウンというよりは相談していくというところでしょうか。
S.O
これまでの経験で感じていることは、やはり人は納得・腹落ちしていないと言葉が素直に入っていかないということです。納得してもらっていないうちは、同じ目線で話ができないと思います。相手の反応で「納得していないな」と感じたら、労力や時間を惜しまずとことん話し合うようにしています。
ーなるほど。部長として情報を落としていくときは、全体に伝えるのですか?それとも一人ひとり説得していくようになるのでしょうか。
S.O
ケースバイケースではありますが、全体に伝えた上で個別にフォローした方が良い人がいたら、別でアプローチするということはありますね。また、参加していたメンバーに聞くことも大切にしています。「こう伝えたけど、伝わってたかな?」「メンバー同士でこの話出た?」「理解できてなさそうなメンバーいた?」などと聞いてフォローを入れることで、一方的な情報伝達にならないよう注意しています。
S.T
相手の好きなものや趣味を認識した上でそこから話題に入ることは多いですね。例えば、T.Mさんであれば先ほどの自己紹介でもありましたけど、散歩や坂道が好きだということなので「最近良い坂道ありました?」のようなことだったり、S.Oさんは野球少年だった人なので「昨日甲子園見ました?すごかったですね!」だったり、相手が返しやすい話題で切り出します。
ー相手のことを聞いても忘れてしまうこともあるのですが…
S.T
私もよくあります(笑)「ごめん、聞くの501回目だっけ?(笑)」などとそれも笑いに変えて、話しやすい空気になるので、気になったら何でも話しかけますね。
ー新しい方が入社されたときなどにすぐ使えそうなテクニックですね!
トーク中は、視聴者もチャット欄でコメントを書き込んでいました。
事前に自己紹介で空気が和らいでいたこともあり、フランクなやり取りで盛り上がりました。
T.M
テキストのやり取りは、返しやすい時間帯を選んだり、イエス・ノーで返しやすい問いかけ方にするようにしていますね。
S.O
オンラインミーティングであれば、「あれ?電波届いてる?」のように軽く問いかけて、反応が欲しいことを示します。ちょっとボケたように言うと、空気を悪くせずに伝えられるのでおすすめです(笑)
S.T
事前にルールを設定しておくのもいいですね。実際に私のチームで実施しているのは「この人、めちゃくちゃノってるんじゃないかってくらい頭を振りましょう(頷く時は大げさに)」「問いかけられたら、全員が何かしら返事をしましょう」などのルールです。こういうルールを決めておくと、例えば「他に質問はありませんか」というようなシーンとなりやすい場面でも、チャット欄で「ありません」「ないです」と反応があり、会議を進行しやすくなりますよ。
ーこれもすぐ使えそうですね。皆さんメモしましょう!
参加者の感想
事後アンケートも一部をご紹介します!
同じ悩みをもっている人が多いことがわかったり、具体的な解決方法を聞けたことで、より積極的なコミュニケーションをとってみようと思えた人が多かったようでした。また、ギークスグループ内で交流のきっかけになったことも大きな収穫でした。
今後もニーズに合わせた勉強会・座談会を実施していきたいです!
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