新感覚 AR LIVE「ARフェス!」
こんにちは!G2 Studios、xRディビジョンの戸田です。
xRディビジョンで研究開発を行っている「ARフェス!」について、複数回に分けてご紹介します。
「ARフェス!」を発展させると、こんなことができます!
サービス展開例
VTuberなどの新感覚のAR LIVE
新規・既存の音楽を題材にしたゲームへのAR鑑賞モードの追加
モーションキャプチャとのリアルタイム同期による新しいイベント創出
非接触型の少人数制スポーツのLIVE配信
それでは、詳細のご紹介に移ります。
「ARフェス!」とは
「ARフェス!」とは、ARキャラクター「Uちゃん」によるAR MUSIC LIVE DEMOになります。
xRディビジョンの研究開発テーマである「視界共有」に、遊び心の要素を加えたインタラクティブなコンテンツです。
ユーザーが任意で花火を打ち上げたり、サイリュームを振ったり、リズムセッション(リズムゲーム)がおこなえます。リズムセッションの勝者には「Uちゃん」からファンサービスを受けられるような仕様になっています。
今回の研究ポイントは以下です。
Shared AR
現実とCGのシナジー
モーションキャプチャーの活用
Shared AR
Shared ARは複数人のユーザー・端末に、座標・状態が共有されるARのことです。
ARについて、スマートフォン向けアプリなどで一度は聞いたり体験したことがある方も多いかと思います。それらは個人の端末でオブジェクト(CGデジタルコンテンツ)等を表示して、楽しむことが主流です。
しかし、Shared ARでは複数人の方に同じARコンテンツを同時に体験・共有して頂くことができ、今回の「ARフェス!」であれば、実際に同じライブを見ているかのような一体感や感動を味わうことができます。
我々は多くのお客様にARを通じてより良好なコミュニケーションを築いていただきたいと考えており、そのため「ARフェス!」においてもソロプレイアプリケーションではなく、Shared ARとして制作をいたしました。
現実とCGのシナジー
ARは現実にCGデジタルコンテンツを重ねる技術です。そこで、現実とCGの結びつきの比重を重要視しています。
xRディビジョンは、ARコンテンツをよりリッチに表現することにこだわりを持ち、開発しています。
モーションキャプチャーデータの活用
3DCGキャラクターについてはCG上でアニメーションを付ける事も出来ますが、「ARフェス!」においては、”人”の動きを最大限に表現するために、モーションアクター(モーションキャプチャーで動きを記録するために、センサーや目印を身体につけて演技する俳優)を起用しました。そして指の動きなども綺麗に取れるよう、光学式ではなく慣性式のモーションキャプチャーを採用しました。
今後も「ARフェス!」についての記事を、シリーズ配信させていただきます。
是非、ご覧ください!
▼関連イベント情報はこちら
イベント名:「ARフェス!」体験会 -リアルタイム共有を使用したAR音楽LIVE-
開催日時 :2023年11月30日(木)18:00〜20:00
会場 :WeWork渋谷スクランブルスクエア
▼研究開発やこれまでの取り組みの実績について
▼xRマガジンはこちら
▼G2 Studiosについて
▼G2 Studiosの採用情報はこちら
▼最新情報はX(Twitter)でご確認ください