【21卒研修】プレ配属をしてみたら配属前倒しの大成功!
こんにちは!研修担当のまりなです。
例年の新卒研修では、研修の集大成として約2か月間かけてゲームアプリを開発する「長期開発研修(https://note.g2-studios.net/n/n9a32f0e3f680)」を行っています。今年も「長期開発研修」についてお話したいと思っていたのですが、なんと、21卒は長期開発研修をスキップして本配属になりました!
主な要因はプレ配属ですが、彼らの実力が想像以上であったため、このような成果に繋がったと思います。
プレ配属とは
現場のプロジェクトに仮配属し業務を行う研修です。配属先では自分で仕事を見つけていかなくてはなりません。
本配属の判断に至った主な理由としては2つあります。
1.とにかく21卒の成長が早い
2.プレ配属先からの評価が高かった
とにかく21卒の成長が早い
21卒はエンジニア4人、デザイナー2人、プランナー2人とバランスが良く、8人であることで1チームでも2チームで分かれるにも丁度良い人数です。
誰か一人の行いが褒められたり指導されると、それが全員に同じ温度感で伝播しやすく、21卒がお互いの良いところを自分の目標の目安にしているように思えました。
内定者研修による事前準備
21卒では入社前に内定者研修(内定者研修の内容はこちら)を実施しており、入社後の研修の予習がある程度出来ておりました。働くとはどういうことなのか、学生と社会人との違いについてなども心得ていたため、入社後の研修は非常にスムーズでした。
目標シートと評価シートで成長の可視化
研修中は、目標シートと評価シートを使って定期的に振り返りを行い、自分の成長を可視化しておりました。このシートでの運用によって、以下3つが見えやすくなっていたと思います。
・目標に対して出来たこと/出来なかったこと
・会社に求められている基準
・先輩から見た評価とフィードバック
目標シートには、目標とそれを達成するために必要なアクションを自分で考えて記入していたので、考える力がとても身についたのではないかと思います。
時には厳しいフィードバックもあったと思いますが、自ら進んで「もっと改善したいので頂いたフィードバックについて質問と相談がしたいです!」と聞きに行くなど、前向きな姿勢で取り組んでいました。
<チェックシートのサンプル>
「G2 Studiosの社員としての、コミュニケーションの取り方や仕事への取り組み方」を重要視しています。
参考にしている行動指針はこちら▼
セクション研修と短期開発研修の同時進行
今期は「セクション別に行う研修」と「短期でゲームを開発する研修」を同時進行しました。午前・午後と研修を分けたことで、新卒メンバーにとっては頭の切り替えや時間の管理などが難しかったと思いますが、「忙しい中でも成果を出す」という達成意識が強く、必ず結果を出していました。
短期開発研修についての記事はこちら▼
プレ配属での成長は自分次第
プレ配属先は、色々なプロジェクトの中で「自ら仕事を取りに行く研修」であったため、何をやって何を学んだかはそれぞれ異なります。
研修中の講義や課題は身につくスキルがある程度設定されているのに対し、プレ配属での成長は本人次第です。「このプレ配属で成長を実感出来なかったらまずいぞ」と背中を押し、21卒はプレ配属を経てしっかりと成長していました。
あるメンバーは視座が上がり、俯瞰して物事をみて考えられるようになったり、あるメンバーは研修で学ぶ以上の技術を身につけてきたり、本当に様々な成長を遂げたと思います。
▼プレ配属に関する記事の紹介
21卒デザイナーのOは、プレ配属を通して自分の学んできたことや個性に自信を持ち、プロジェクトへの貢献の仕方を学びました。
プレ配属期間中の同期定例ミーティングの実施
研修担当からは「お互いの情報を共有してより多くを学び、長期開発に向けて活かせそうなことをまとめられるような定例ミーティングをやって欲しい」と目的だけを提示し、やり方は21卒に任せてみました。
プレ配属先の先輩たちの会議の仕方や議事録の取り方を参考にしながら、自分たちで定例ミーティングのアジェンダややり方を決めて、実施できていました。
定例ミーティングの様子を見に来た先輩社員からは、「とても有意義で良い定例ミーティングだ」と褒められていました。
プレ配属先からの評価&意見
社員1:
プレ配属は、ぜひ来期の研修でもやっていただきたいです。
プレ配属で学んだ内容は確実に本配属後にも生かせるので、とても有意義な時間だったと思います。
社員2:
研修の頃から新入社員のことを知れて、なおかつ新入社員もプロジェクトのことを知れるのでとても良い相互理解になっていたと思います。
社員3:
本配属はぜひ僕たちのプロジェクトに来てください!
研修を振り返って
21卒の研修設計時、研修担当としては「内定者研修 + プレ配属で新入社員の成長と活躍を早めたい」と考えていました。ただし、それらを実現するには現場社員の協力がなくてはなりません。そんな中、「プレ配属をやろう」と後押ししてくれた現場マネージャー達と新入社員の成長に協力してくれる先輩社員達がいたのも研修担当としては大きな第一歩でした。
今年の研修はできる限りオフラインで実施していたこともあり、新入社員と社員の交流が盛んだった印象です。短期開発研修でも、自分たちが作ったゲームにフィードバックをもらえるよう、積極的に先輩社員に声をかけて遊んでもらい、感想を聞いていました。
早期配属に繋がったのは、現場の協力があったからこそ、そして21卒の社員ひとりひとりがプレ配属を通して向上心や行動力を表現できたからこそだと感じています。
研修担当としては、思いのほか早く巣立っていったので少し寂しい気持ちもありますが、今回の目標は達成しました。配属後さらに成長し、いち早く現場で活躍してくれることを楽しみにしています。
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