見出し画像

23卒内定者インタビュー/3Dキャラモデラ―/G2 Studiosで3DCGの新しい表現に挑戦したい

G2 Studiosでは新卒採用を行っています。
今回は2023年4月入社予定の3Dキャラモデラーの内定者をご紹介します!

S.M
東洋美術学校 クリエイティブデザイン科高度グラフィックアート専攻
3DCGをメインに、2Dや映像、アニメーションなど幅広く学ぶ。
現在はUnityを使用したゲーム開発を勉強中。

ゲームも絵を描くのも大好き
高校時代には挫折も味わった

ーゲーム業界を選んだ背景を教えてください。

幼い頃からゲームが好きでした。兄弟がおりその影響かもしれません。色々なジャンルをプレイしますが、特にアクションやオープンワールドで探索をするようなゲームが好きです。また、絵を描くことも好きで、美術部や漫画研究部などに所属して絵を描いていました。そのため、「ゲームに関わるイラストを描く仕事がいいな」と漠然と思うようになりました。

中学生までは「絵が上手い」と言われることが多く、周囲からチヤホヤされる機会が多かったのですが、高校時代に大きな挫折を味わいました。高校では私よりも上手な人がクラスに何人もいたのです。絵が上手いメンバーに依頼がくるポスターやチラシなどはもちろん、休み時間の落書きでさえ周囲との差を意識させられました。自分の実力不足を感じ、悔しい思いをしました。

「画力を付けたい!」という想いが強くなり、それからは毎日ひたすら絵を練習するようになりました。一番力を入れたのはスケッチで、友人をスケッチしたり、写真を模写しました。絵が上手な仲間が周囲にいることも好機と捉えて、一緒に練習したり、時には「絵を描くのを見せて」とお願いして、友人が絵を描く様子を横でじっと見て勉強することもありました。お小遣いも全て参考書などにつぎ込み、なりふり構わず画力アップのために全てを費やしました。

その甲斐あってか、3年生になると「文化祭のポスターを描いて欲しい」と声をかけてもらうなど、努力が報われる機会が増えました。この3年間のおかげで3Dを専門にしている今でも役立っている「人体の構造・骨格」「テクスチャ―のリアルな表現」など重要な基礎力がつき、「努力できる人になれた」という自信もつきました。

高校の3年間はひたすら画力の向上に努めた。
歴代のスケッチブック。毎日持ち歩いて絵を描いた。


画面の向こうにキャラクターが“存在”する
作りながらワクワク・ドキドキが高まっていく

ー専門学校に入ってからはどんな勉強をしましたか?

私が選んだ専門学校では、CG技術を本格的に学ぶだけではなく、映像や写真などさまざまな表現技術も合わせて習得できます。多くのジャンルを勉強すればするほど、「立体的な表現」の面白さに惹かれていきました。ただの四角から始まってそれを丸くしていって、鼻をつけてといったように徐々に形ができあがっていくのと同時に、ワクワク・ドキドキとした気持ちも高まっていきます。3Dだから当たり前ですが、回転させるとキャラクターの後ろ姿が見えることで、本当に画面の向こうにキャラクターが存在するような感覚になりました。初めてキャラクターモデルを作成した時は、とても感動したのを覚えています。

3Dの技術を学ぶことと同時に、3Dにするためのイラスト制作についても学びが多くありました。正面・横・後ろと元絵を描くのですが、自分では繋がっているつもりでも3Dにするとチグハグになってしまうことがあります。イラストを描く気持ちと3Dで表現する気持ちの両方がわかるようになったことは今後に活きると思います。

映像や紙媒体と違い、「キャラクターやカメラをプレイヤーが自らの手で動かせること」がゲームの醍醐味です。私の作った3Dキャラクターがゲーム内で自由に動き回る日が楽しみです。

初めて制作したキャラクターモデル


専門学校ではチーム制作に尽力
コミュニケーションが大切だと学んだ

ー学生時代に頑張ったことは何ですか。

力を入れたのは、チーム制作です。私の学校では1年次からチーム制作の機会があり、これまで5つのチーム制作を経験しました。

実際のゲーム開発現場に入ると複数人でゲーム開発をすることになると思うので、学生のうちからチームで作る感覚を身につけられるように、「チーム内で何が求められているか」「チームのためにどういった立ち回りをすべきか」を常に考えて行動するようにしています。

一番思い出に残っているのは、1年生の時のチーム制作です。メンバーの性格がバラバラで、主張が強いメンバーと平和に進めることを優先するメンバーで衝突が起きてしまい、まとまるのに苦戦しました。授業の時間とは別に話し合う時間をつくり、一人ひとりの意見に対して否定せずに向き合うようにして、少しずつ一体感を作ることに成功しました。チーム制作の難しさを実感しましたが、技術面だけでなくコミュニケーションも大切にすべきだと学ぶきっかけになりました。

私は3Dキャラモデリングの担当です。チーム制作の際は、2Dデザイナーやアニメーターとの連携が大切です。入社後はより大規模なゲーム開発となり、今より多くの人との関わりが生まれると思います。学んだことを活かして、良い関係性で制作を進めたいです。


待たずに自分から動くことで
ゲーム業界でなければならない理由が見つかった

ー就職活動の軸や大切にしていたことについて教えてください。

私は「新しいことに対して挑戦的であるか」ということを1つの軸として企業選びをしました。ゲーム業界は流れが早く、流行り廃りがある業界だと考えています。そのため、柔軟な対応力や新しいことへ積極的に挑戦する姿勢がその企業にあるかどうかを重要視しました。

そして就職活動をする上では「待たずに自分から動く」ということを大事にしていました。就職活動をどう進めたらいいかわからなかったので、まずは学校に相談しに行きました。そこでインターンシップの情報などを得ることができましたし、映像業界やグッズ制作会社も見てみようと視野が広がりました。
別の業界を見たことが、「ゲーム業界で働きたい」と想いをより強くすることに繋がりました。他を見なければ気づけなかった「ゲーム業界が良い理由」がたくさん見つかり、意味のある行動だったと思っています。

結果、G2 Studiosと出会うことができたので、無駄を恐れず自主的に動くことは今後も大事にしたいです。

3か月かけて1から制作したゲーム企画。「ビビビット展」に出展。
ゲーム業界で働きたいという熱い想いに突き動かされて就職活動に励んだ。


挑戦を続けるG2 Studiosで
土台を作れる人になりたい

ーG2 Studiosを選んだ理由を教えてください。

企業研究をしている中で見つけた「3社合同説明会」で、G2 Studiosと出会いました。

選んだ理由は自分の軸と一番マッチしていると感じたからです。G2 Studiosは開発するゲームジャンルを縛ることなく、様々なチャレンジを続けている印象があります。常に挑戦しようという姿勢があり、今後さらに成長していくのだろうという将来性を感じ、「こんな環境でゲームを作りたい」と思いました。

3Dへの挑戦の姿勢にも好感が持て、将来の話をしてくれたのも良かったです。私は今人気のあるものに後から参加していくより、自分で新しいものを作っていく方に魅力を感じます。土台があるところで仕事をするのではなく、土台を作れる人になりたいので、G2 Studiosで3Dの新たな挑戦を楽しみにしています。

また選考を重ねていく上で、私自身をしっかりと見てくださった印象があります。
会社訪問も快く受け入れてくださり、疑問や不安がないように親切に対応していただきました。その際に22卒の先輩の研修の様子を拝見し、積極的なコミュニケーションが取れる環境、フラットな雰囲気を感じ、それが最後の決め手となりました。


3Dのグラフィック表現を高めたい
常にアンテナを張り、新しい技術を取り入れる

ー入社後、特に頑張りたいことは何ですか?

3Dキャラモデラーとして様々なジャンルのゲームに携わり、表現の幅を広げていきたいです。私は3Dのグラフィック表現を高めていきたいと考えているので、常にアンテナを張り、新しい技術を取り入れていきたいです。今は2Dのゲームの方が好きな方にも「3Dってすごいな!」と思ってもらえるように、グラフィックで魅せられるゲームを作りたいと思っています。

夢を叶えるために、最近はゲームエンジンに触れるようにしています。モデルは作って終わりではありません。ライトがどう当たるかもゲームエンジンによって見え方がかなり異なると知ったので、ゲームエンジンに触れながらシェーダーなども勉強して、理解を深めていきたいです。

そして、後輩ができたときに自分の経験を後輩に還元して、よりチームを活性化し、支えていけるような存在になりたいと思います。

最新の3Dキャラクターモデル作品


S.Mさんの入社、活躍が楽しみです!

▼採用情報はこちら

▼これまでの内定者インタビューはこちら


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

X(Twitter)にて最新のお知らせを配信しております。ぜひフォローしてください!