24卒内定者インタビュー/エンジニア/ブレずに追いかけ続けた夢
G2 Studiosでは新卒採用を行っています。
今回は2024年4月入社予定のエンジニア内定者をご紹介します!
▼オンラインでお話を聞きました
完成形をイメージして
少しずつ作っていく楽しみ
ゲーム制作に向いている性格
私の場合はゲーム三昧の幼少期を送ってきたわけではありません。平均的か、それよりやや少ないくらいのゲームプレイ量だったと思います。そんな私がゲームエンジニアを目指したのは、小学校5年生くらいの時の授業での体験でした。「プログラムを書く」というほど本格的なものではありませんが、ボタンを押したら動く・止まるというような簡単なゲーム作りの授業がありました。それがとても楽しくて、動いた時とても嬉しかったことを今でも覚えています。幼少期から、図画工作などモノづくりが好きな性格で、完成形を頭でイメージしながら少しずつ形作っていくという作業が性に合っているのだと思います。
そこから興味をもち、中学校ではパソコン部に入りました。始めは動画の編集などゲーム制作以外の活動でしたが、ゲームを作りたいという気持ちが強く、VBAを学びExcelでゲームを作るようになりました。中学2年生の時は、作ったゲームを文化祭で展示できるまでになりました。高校生になってもゲームを作りたいという気持ちは強くなる一方 で、選択授業ではC言語を学び始めました。新しく学ぶことが多く、ポインタ変数を初めて学ぶ際などは心が折れかけたこともありましたが、諦めずに習得しました。
思い出に残っているのは、高校の卒業制作です。友人4人で「青鬼」と似たようなシステムのゲームを制作しました。4人の内、プログラミングができるのは私だけだったので責任は重大でした。半年ほどの制作期間、一生懸命制作に取り組み、授業外でもずっとプログラムを書いていました。私はそれまで真面目な生徒とは言い難く、先生から「もっと頑張れよ」と指導をもらうことの方が多かったのですが、その期間は、あまりの熱中ぶりに「一体どうしたんだ!?」と驚かれたくらいです(笑)。通っていた学校の校舎をマップにするという工夫も凝らし、満足のいく仕上がりになりました。完成したゲームは、展示スペースを用意してもらい、多くの人に遊んでもらいました。楽しんでもらえ、たくさん褒められたのが嬉しかったです。その時に、「やっぱり私は向いているんだ!」と確信しました。
「全部やるから、面白かったゲームを教えて」
専門学校に入学して広がった世界
ゲームプログラマーになるという確かな夢を持って専門学校に進学しましたが、いざ入学して驚いたのが、周囲との「ゲーム経験値の差」でした。ゲームをプレイする以上に自分で作ることが好きだった私は、友達との会話の中でそれまでプレイしてきたゲーム量に圧倒的な差があることに気づきました。私がプレイしてきたのはスマホゲームがメインだったのに対して、多くの友達はコンシューマーゲームも、かなりプレイしていました。触れているゲームの幅が狭いと、作ろうと思うゲームのアイディアも減ってしまいます。「全部やるから、面白かったゲームを教えて」と友達にお願いし、たくさんのゲームをプレイして視野を広げるようにしました。
専門学校での授業はC言語から始まったので、高校時代に学んできた私には少し余裕があり、初めて学ぶ友達をサポートすることもできました。もちろんずっと余裕があったというわけではなく、3D空間の計算など、数学的な要素が強くなってくると躓くことも出てきました。それでも、ゲームプログラマーになるという気持ちは変わらなかったので、「逃げてもどうせ出会う壁だしここで潰しておこう」と考え、何度でもチャレンジして乗り越えました。
2年生の春、忘れられない出来事がありました。その時は、6人でチーム制作をしていました。私含めチームメンバーそれぞれが担当箇所を持ち、それぞれの考えで制作を進めていましたが、いつの間にかゲームの方針がズレていってしまい、取り返しがつかないことになってしまいました。おそらく、自分の担当箇所にばかり集中してしまったのがいけなかったのだと思います。その時、始めにしっかりと「ここが面白い」というゲームの軸を決め、認識合わせをしなければならないと学びました。コンテストへの出品が決まっていたため、どうにか形にして提出したのですが満足とは程遠いクオリティとなってしまい、とてもショックでした。それから1~2週間はプログラムを書く気になれないくらい落ち込み、なんとか立ち直りましたが、あの時の大失敗は一生忘れないと思います。
現在は専門学校内のゲーム開発部に所属し、部長として60人ほどのメンバーをまとめています。チーム制作での苦い経験もあるので、周囲を見渡すことを大事にし、見切れない部分は副部長に任せるなど柔軟性をもって動けていると思います。1年生にはUnityの使い方などから教える必要があるので、自分で資料を作り講師をしています。多くのメンバーと同じ志をもってゲーム制作を楽しめることは、とてもやりがいがあります。
気軽に始められるスマホゲーム
多くの人に面白さを届けたい
就職活動は専門学校2年生の頃から力を入れました。他の学校に通うライバルとの力量差を知るべくインターンにも参加しました。同じ授業を受け、同じ環境で制作をしていると書くコードも似てくることが多いのですが、他の環境で制作を行ってきた人とはかなり差があることに気づきました。スマートな書き方をしている人の工夫は真似しつつ、「コメントをしっかり書く」という私の強みもわかったので、客観的にコードを見る良い機会になりました。
G2 Studiosにもインターンをきっかけに出会いました。1dayインターンだったので、講義中心だったのですが、雰囲気の良さが印象に残っています。質疑応答も充実しており、当時興味をもっていたUnityでのエフェクト作成について質問をした際にも、丁寧に答えてもらいました。
「若手が活躍している会社」「挑戦を応援してくれる会社」を就職活動の軸として、スマホゲームを開発している会社を探していました。作るならスマホゲームがいいというのは、専門学校入学当初から決めていました。私には「ゲームをあまりプレイしない層にも、もっと面白さを届けたい」という想いがあるからです。ゲーム機は、ある程度ゲームを遊ぶ環境にある家庭にしかないかもしれませんが、スマホを持っている人はかなり多いと思います。ゲームを始めるハードルが低く、簡単な操作で誰にでも手軽に楽しんでもらえるのがスマホゲームの魅力だと思います。
G2 Studiosの方から話を聞いて、私の求める条件にぴったりだと思いました。インターンで社員の方の雰囲気を知ることもできていたので、「ここで頑張りたい」と入社を決断しました。入社後は多くの経験を積み、ゆくゆくはリーダーを任されるように頑張ります。クラス設計などを考えることが好きなので、クライアントや他職種の要望をどう叶えられるか試行錯誤し、縁の下の力持ちのようなエンジニアになりたいです!
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