【2022年度新人賞受賞者インタビュー】必死に食らいついて走り抜けた1年間
G2 Studiosでは、毎春、新卒入社1年目の社員の中から、最も活躍したメンバー1名に新人賞が贈られます。今回は、2022年度新人賞受賞者 M.Kに、G2 Studiosに入社してからの1年を振り返ってもらいました。
プロジェクトに配属されて1週間
「不安だ」なんて言ってられなくなった
入社後、半年程の研修を終えて、プロジェクトに配属されました。リリースを間近に控えたプロジェクトへの配属だったので、「ついていけるだろうか…」という不安もありました。しかし、配属されて1週間も経たないうちに、そんなことでウジウジしている余裕はないと気づきました。より良いゲームを世に出すために仕事に集中している先輩方を見て、「自分にできることはなんでもやろう」と腹が決まったのです。意識して周囲を見渡すと、私にもできることが山のようにありました。自分のタスクだけこなすのではなく、周りの声をきちんと拾うように心がけ、常にプロジェクトのために何ができるのかを考えるようにしました。
現在はインゲーム周りを担当しています。担当箇所だけでなく、バグ修正や小さな機能開発から始まり、各セクションの要望を聞いてツールを開発したりと、できることの幅が広がっていくことにやりがいを感じています。また、リモートで働いている方も多いのですが、私は対面のコミュニケーションが好きなので出社しています。そのおかげで先輩方とのコミュニケーションがとりやすくななり、スムーズに連携出来た点も大きいと思います。配属から今まで「忙しくなかった」とは嘘でも言えない毎日ですが、がむしゃらに走り続ける中で、日々の学びが血肉になっている実感があります。
研修期間で味わった挫折
悔し泣きの経験が次に繋がるバネになった
1年を振り返り忘れられないのは、「研修期間の挫折」です。研修の一環で同期とゲーム開発をした時のことです。私がインゲームを担当して、同期の仲間たちがアウトゲーム周りを担当してくれていました。私は気合いも入っていて精一杯取り組んでいたのですが、気付かないうちにどんどんタスクを抱え込んでいってしまいました。研修をサポートしてくださっていた先輩方から指摘をもらうことも多くて、いつの間にか自分では抱えきれなくなってしまい、メンバーと進捗を話し合うために毎日開催している夕会中に耐えきれなくなって涙をこぼしてしまうほどになっていたのです。
周囲のサポートもあり乗り切ったのですが、不甲斐なさを感じてとても悔しかったのを覚えています。その後、「何がダメだったんだろう」「どうしたら良かったんだろう」と必死に考えました。仕事の進め方に関する本を20冊程購入して自分のやり方を反省し、「二度とこんなことにはならない」と決意しました。
その後、研修中に行われる「プレ配属」のタイミングでも思い通りにできない自分に自信をなくして悔し泣きをしました。仕事ができない悔しい感覚は苦い思い出です。しかし、その感覚が次に繋がるバネになったという自覚もあるので、忘れずにいようと思っています。配属後、なりふり構わず頑張れたことも、研修のときの経験があったからこそだと思います。
新人賞受賞
「自分が獲るだろう」という自信もあった
新人賞が発表されたときは、驚きと喜びがこみ上げました。同時に、どこかで「自分が獲るだろう」という自信もありました。研修期間もプロジェクト配属後も、誰よりもがむしゃらにやってきた自負があったからです。それは周囲の先輩方に恵まれた影響もあります。年の近い先輩方にもベテランの先輩方にも多くのご指導をいただきました。また、新人だからと簡単な作業を任せるだけなく、「こんなツールがあったらもっと効率的になりそうだけど作れない?」「ここはもっと良くしたいんだけどできそう?」と色々な要望をいただきました。やることが尽きない恵まれた環境で思う存分、仕事に打ち込むことができたので、自身の成長を自覚していましたし、「少しでもみんなの役に立っている」という実感がありました。
オンライン受賞者発表会は会社で視聴していたので、私の名前が読み上げられると周囲の同期や先輩方が「おめでとう!」と祝福してくれました。その後家族にも報告し、最初はよくわかっていないようでしたが、説明すると「頑張ったね!」と言ってもらえました。
どこへでもいこう。なんでもやろう。
自分のスタンスを貫き、会社に貢献したい
「今後の目標を」と聞かれると、正直困ってしまいます。「何がしたいか」「何になりたいか」ということはまだ定まっておりませんが、できることを探してやれることを精一杯やっていくという自分のスタンスは変えずにいこうと思っています。与えられた範囲だけではなく、周囲を見渡しながら新しい仕事を自分からとっていくようにしていると、自然と学びや成長がついてきます。チャンスを得る機会も多いと感じています。仕事を増やすと忙しくなるので大変なこともありますが、負けず嫌いな私にはこの進み方が合っているのです。
2年目になって後輩のメンターなども担当するようになりました。私も先輩方に育てていただいて今があるので、後輩育成にも力を入れたいです。「どこにでもいこう」「なんでもやろう」という気持ちで、会社に貢献していきたいと思っています。「G2 Studiosの作るゲームって面白いよね」と言われるための土壌作りをしっかり頑張っていきます。
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