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神奈川大学附属中・高等学校と、上矢部高等学校アニメ研究部の皆さんが、企業訪問をしてくださいました!【中高生企業訪問レポート】

G2 Studiosでは、将来のゲーム業界を支える人材の育成に貢献したいという想いから、ゲーム業界を志す大学生・専門学校生のインターンシップの受け入れ、中高生の企業訪問の対応など、キャリアの選択肢を増やす取り組みを進めてきました。
その一環として、ゲーム業界に興味をもつ神奈川大学附属中・高等学校と、上矢部高等学校アニメ研究部の皆さんの企業訪問を受け入れました。
今回は、その様子をレポートします!

<ゲーム業界やゲーム開発の流れについて>

当日は最初に新卒採用担当が、G2 Studiosとゲーム業界について、また、パブリッシャーとデベロッパーの違いや、ゲーム開発の流れ、それぞれの職種ごとの業務内容などをご紹介しました。
こちらの内容については、以前の高校生訪問の記事でご紹介しております。
前回の中学生訪問の記事とあわせて、ご覧ください!

▼以前の高校生訪問の記事はこちら

▼前回の中学生訪問の記事はこちら

その後、元ディレクターで現在研修を担当している社員が登壇し、生徒の皆さんからいただいた質問に回答する形で質疑応答をおこないました。

<神奈川大学附属中・高等学校/質疑応答>

神奈川大学附属中・高等学校の皆さんは、7/22(月)に訪問してくださいました。
今回、学校内で60名のエントリーがあったそうですが、その中からエンタメやゲームに興味がある生徒の皆さんと引率の先生、合計13名の皆さんが来社してくださいました。
皆さん、メモをとりながら、一生懸命話を聞いてくれていました。
その日は天気が良かったので、執務室から東京タワーなどの景色が見え、とても喜んでいただけました。
G2 Studiosに興味を持っていただき、夏休み期間中にも関わらず訪問してくださったことに感謝しています。

ここでは、神奈川大学附属中・高等学校の皆さんからいただいた質問と、その回答の一部をご紹介します。

神奈川大学附属中・高等学校/質疑応答の様子

Q:仕事のやりがいを教えてください。

人それぞれだと思いますが、多くの社員が「作ったゲームをユーザーが喜んでくれる」ことがやりがいになっています。SNSでユーザーの感想を確認するだけでなく、イベントをどのくらい遊んでいただけたか、どのくらい課金されたかなど、ユーザーが楽しんでくれているかどうかを様々な方法で確認しています。

Q:ゲームを作るうえで、大切にしている制作方針を教えてください。

プロジェクトや職種によっても異なると思いますが、どのプロジェクトでも共通して言えることはユーザー目線に立って、ユーザーがどんなことを求めているか、どんな体験ができたら嬉しいかを考えることがとても大切です。

Q:大学を卒業して入社した方は、どの学部の出身が多いですか?

エンジニアは理学部や情報系の学部の出身者が多いですが、プランナーはバラバラです。特にこの学部といったものは無い印象です。

Q:1日の勤務時間を教えてください。

基本的に決められているルールは、8時間勤務(1時間休憩)です。定時は9時半から18時半ですが、フレックス制度を導入しているので、必ず就業することが決められている11時から15時のコアタイムを守っていれば、スタート時間や終わり時間をそれぞれ選ぶことができます。もちろん日によっては残業しなければならない時もありますが、その分フレックスで調整しています。

Q:入社時に求められる基礎能力を教えてください。

G2 Studiosでとくに新卒入社の方に求められる基礎能力は、コミュニケーション力と論理的思考力で、求められるマインドは、主体性や与えられた目標以上のことをしようとする向上心です。

Q:開発をする上で気をつけていることや、大切にしていることは何ですか?

ゲームのクオリティはもちろんのことですが、パブリッシャーや様々な会社が関わっているため、特にスケジュールには気をつけています。取引先であるパブリッシャーは、この時期にプロモーションをして、この日にリリースをして…と、期日を決めて準備をしているので、デベロッパーは、そのスケジュールに間に合うようにゲームを作っていかなければなりません。期日を守れないことは会社全体の信用の問題にも関わります。

神奈川大学附属中・高等学校の皆さん

<上矢部高等学校アニメ研究部/質疑応答>

8/7(水)には、上矢部高等学校アニメ研究部から、生徒の皆さんと引率の先生、合計21名の皆さんが訪問してくださいました。
G2 Studiosの運営するゲームが大好きで、いつも遊んでくださっている生徒さんからの熱心なアプローチで、今回の訪問が決まったそうです。
今回、上矢部高等学校アニメ研究部の皆さんは、G2 Studios以外にも出版関係の会社への企業訪問や、VR体験、渋谷散策などもされたそうです。
実際にゲーム業界で働くことを目標とされている生徒さんもいらっしゃったので、専門的な質問もたくさんいただきました!
ここでは、上矢部高等学校アニメ研究部の皆さんからいただいた質問と、その回答の一部をご紹介します。 

上矢部高等学校アニメ研究部/質疑応答の様子

Q:アニメや、漫画が原作のゲームを作る時に重視することは何ですか?

一番重視していることは、原作のファンを裏切らないことです。その作品のファンは、その作品のどんなところが好きで、ゲーム化した時にどんなことができたら嬉しいか、喜んでもらえるのかを徹底的に調査、分析しています。

Q:企業コラボなどは、売り込みにいくのですか?

基本的に、私たちデベロッパーが「この作品とコラボしたいです!」と売り込みにいくことはありません。コラボ先の検討や商談は、パブリッシャーの分野になります。ただ、ゲームの中で、コラボをどうやって盛り上げるかは、私たちデベロッパーが考えて提案することが多いです。リアルイベントとのコラボについても、できることは提案したり相談することもあります。

Q:アニメーション制作の各段階で、どのようなプロセスや手法を用いていますか?

G2 Studiosは、1コマ1コマ絵を描くアニメーションを作っているわけではなく、ゲーム内の演出としてのアニメーションを作っています。手や足、顔などのパーツごとにイラストを分けて、それを「Spine」や「Live2D」といわれるソフトウェアのプログラムで動かすアニメーションを作っています。

参考記事:Spineでキャライラストを動かす/解説とデータ公開!~Spiners MeetUp Vol.5 ~

Q:原作があって、シナリオや見た目などに関われない場合、ゲームを作る楽しさ、モチベーションになるものは何ですか?

私たちデベロッパーは、ストーリーやキャラクターを作ることが目的ではなく、ゲームを作る集団なので、モチベーションは別にあります。原作を忠実に再現してほしいという依頼があれば、原作のアニメをゲームでどのように再現するか、アニメを超えるわくわく感をどうやって作り出すかがモチベーションになっています。

Q:プランナーになるためには、どんな学校を選べば良いですか?

プランナーだと、ゲームの専門学校か4年制大学から入社するパターンが多いです。絶対にゲーム業界で働く!と決めているなら、専門学校でも良いと思いますが、まだ悩んでいたり、違う業界も検討する可能性が少しでもあるなら、大学の方が良いかもしません。この学校を出ていないと入社できない!ということはありません。自分で企画書を作っている大学生の方もいますし、企画書を作ったことがなくても入社した方もいます。大学生でゲーム学科がある学校出身の方もいるので、高校3年生のタイミングで本当に何がやりたいか次第で決めると良いと思います。

神奈川大学付属中・高等学校と、上矢部高等学校アニメ研究部の皆さん、ありがとうございました!
ご訪問いただいたことで、生徒の皆さんのキャリア選択の一つになれば嬉しいです。

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