東京電機大学高等学校の生徒の皆さんが企業訪問をしてくださいました!【高校生企業訪問レポート】
G2 Studiosでは、将来のゲーム業界を支える人材の育成に貢献したいという想いから、ゲーム業界を志す大学生・専門学校生のインターンシップの受け入れ、中高生の企業訪問の対応など、キャリアの選択肢を増やす取り組みを進めてきました。
その一環として、クリエイターに興味がある東京電機大学高等学校の生徒5名の職場訪問を受けた、当日の様子をレポートします!
<ゲーム業界やゲーム開発の流れについて>
当日は新卒採用担当が会社の説明を行い、元ディレクターで現在研修を担当している社員がQ&Aに登壇しました。
ゲーム業界やG2 Studiosの紹介ののち、ゲーム開発の工程や、職種などをご紹介しました。
G2 Studiosはスマートフォン向けアプリのゲーム開発を行っていますが、開発をするだけではなく、ユーザーに長くゲームを楽しんでもらうためにリリース後の運用が大切であることもお伝えしました。
<質疑応答>
開発工程やゲームクリエイターの職種についてお話したあと、事前に生徒の皆さんからいただいていた質問に回答する形で、質疑応答をおこないました。
質問と、その回答をいくつかご紹介させていただきます。
1.将来ゲーム業界で働くために大切なことを教えてください。
社会人になるまでもう少しお時間があると思うので、今後ぜひおこなっていただきたいことを3点お伝えいたします。
1点目 ゲーム業界を知ること
今どんな会社に活気があり、なぜ成長しているのか、企業サイトや記事を見ることをお勧めします。成長している企業は良い開発、環境づくりができているとも言えるので、注目されているゲームやゲーム会社の情報を得るようにしましょう。
2点目 コミュニケーション力を高めること
ゲーム開発においては、複数人で開発をしている以上、コミュニケーションで問題が起きることもあれば、コミュニケーションで解決することもあります。人と人が関わり合ってひとつの作品を作り上げるにあたり、コミュニケーション力が高い方が、仕事を進めやすくなります。
3点目 専門知識・スキルを身につけること
将来的にどの職種を希望するとしても、ゲーム開発に関連する開発ツールや技術・専門用語などを身につけていくと良いです。ゲーム開発では別の職種の人と話すことも多いので、その際に役に立つと思います。
2.どんなものを作りたいと思って仕事をしていますか?
第一に、ユーザーの皆さんが楽しんでくれるゲームを作りたいと思っている人が多いと思います。お客さんが喜んでくれているかどうかはSNSでチェックしたり、ログイン率やイベントの進捗率などのユーザーデータを見て確認できます。
とくに運営を担当している社員はユーザーの皆さんの反応を見る時が楽しいと思います。
3.なぜこの会社に就職しましたか?
私がG2 Studiosに就職した理由は社風の良さと、ゲーム事業で成長している会社だったからです。
G2 Studiosの良いところは、働く社員の人柄の良さ、ゲームが好きでゲームに対してとことん真面目であること、若手社員が活躍できるフラットな社風であることです。
頑張っている人には若い時からチャンスがありますし、挑戦する人を応援する会社だと思います。
4.ゲームを企画する時、一番最初に考えることは何ですか?
考える前に、まずはすり合わせをします。G2 Studiosはデベロッパーなので、IPを持っているパブリッシャーがどんなゲームにしたいか、また、どんな人に遊んでほしいかなどをある程度想定している場合には、それにあったゲームを企画していくことになります。例えば、「子供向けキャラクターのスマホゲームを作ってほしい」という話があれば、一番最初に考えるのは「そのテーマと、ターゲットユーザーが好む遊びは何か」を考えます。この段階で、子供でもわかるシンプルな遊びであることや、お母さんのスマホを借りてちょっとした時間で遊べることなど、ある程度の条件を絞って大枠を決めることから始めます。
企画は「アイディア」から作ると思っている方もいるかもしれませんが、ゲームを企画するうえで、画期的なアイディアが降りてくるという確率はとても低いので、とにかく普段からアイディアの引き出しをたくさん持っておくことが必要です。そのために、ゲームや世の中で流行っていること、気になったことをたくさん調べておきます。ふと電車で見かけた広告ひとつをとっても「これをゲームにしたらどう面白いか」などを考えてみたり、「ゲームに取り入れるならこうなるかも」と想像するようにしています。
※デベロッパーとは、ゲームの開発を担当している会社を指しています。パブリッシャーは、ゲームの企画や販売、配信を担当する会社です。
5.ゲームがサービス終了になることがあるのはなぜですか?
理由は様々ですが、前提としてゲームを運営していくには多くの費用が必要になります。
開発には数年かかるため、その間には人件費、ツール費用等様々かかります。その為、リリースした後の運営では、今までかかった費用を上回る利益となるだけの売り上げが必要です。もしその売り上げがあげられなかった場合は、サービスを終了する判断もします。
<登壇した社員からの一言>
<参加された生徒の皆さんよりメッセージ>
ご訪問いただいたことで、生徒の皆さんのキャリア選択の一つになれば嬉しいです。
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