3rdステージに向けて!ビジョン・バリューの策定と開発体制の変更
G2 Studiosは、4月にビジョンとバリューを策定し、開発体制を変更しました。この記事では、ビジョン・バリューの策定プロセスや、開発体制を変更した目的について紹介します。
ビジョン・バリューを決めることになった理由
G2 Studiosには「アソビ創造集団。」という、2018年5月の設立と同時に掲げたミッションがあります。メンバー一人ひとりがゲーム創りに熱狂することで、ユーザーのみなさまに喜んでいただけるゲームを提供し、社員も楽しみながら成長していくことができる会社でありたいという想いが込められています。
このミッションのもとに、たくさんの仲間が集まり、短期間でこれだけ大きな規模の会社になりました。
▼従業員数の推移
この従業員数の急増が、ビジョン・バリューを策定するひとつのきっかけとなりました。
社員としてあるべき姿、目指すべき姿などの共通の意識を、これまで色々な言葉で社内外に発信してきました。伝えていることは一緒でも、その発信してきた言葉が統一されていないことで、「なんとなく」や「感覚」で認識していた部分もありました。そこで、改めてわかりやすい言葉で形にしたいと考え、ビジョンとバリューを作ることになりました。
どうやって決めていったのか
始めに、社長の桜井とコーポレート部門メンバーで大まかなベースを決め、それから現場の社員を交えて具体的な言葉に落としていくという流れで進めました。
コーポレート側で、社員にどうなってほしいか、どういう会社にしていきたいか、考えを擦り合わせをするなかで見出した共通の想いは、「心・技・体」を大事にしたいということでした。「気持ちも、技術も、行動も全て大切で、それを内包したビジョン・バリューにしよう」と方向性が決まりました。
続いて、リーダー陣にアンケートをとり、仕事をする上で大切にしていること、一緒に働く仲間にどうなってほしいかの意見を集めました。そのアンケートを元に、心・技・体の「心」に重きを置く者、「技」に重きを置く者、「体」に重きを置く者で3チームに分け、それぞれのチームで想いやキーワードを出し合い、ディスカッションを行いました。
心・技・体の3チームから出た意見を整理し、決まったのが下記のミッションとバリューです。
そして、4月からの新しい開発体制とともに、ビジョンとバリューを社内に発表しました。
開発体制の変更
G2 Studiosは、社員数の増加とともに、開発体制を変えてきました。設立当時の2018年度は、中間管理職を配置しないフルフラット制をとっていました。
そこからさらに社員数が増加した2019年度には、「一人ひとりの声に耳を傾ける」「個々の能力を伸ばす」という2つの目的を持って、プロジェクト別(縦)・職種別(横)にマトリックス化しました。
この開発体制に変わってから、横軸の職種別セクションリーダーとメンバーの1on1ミーティングを月一で実施し、コミュニケーションの機会を積極的につくりました。あえて違うプロジェクトのリーダーが行うことで、プロジェクト内では言えない悩みや気持ちなどを話しやすい環境をつくり、一定の効果が得られました。
そこで2020年度は、もう1つの目的である「個々の能力を伸ばす」ことに注力し、2019年度の体制でのノウハウを活かしつつ、横軸のチームを強化した以下のような開発体制に変更しました。
プロジェクト内の各職種リードと、職種別チームリーダーがメンターになり、縦軸横軸の両面で、スキルアップをフォローする体制にしました。
次なるステージへ向けて
G2 Studiosは設立3年目の3rdステージに突入しました。メンバーが増えたことで、開発体制も強化され、開発可能なゲームの幅も広がっています。今年度には、今までにないチャレンジにも踏み出す予定です。大きなターニングポイントになり得るこの3年目にしっかり結果を残せるよう、メンバー一丸となって進んでいきます!