次世代のゲームクリエイターへ 夢のバトン ~G2 Studios × CodeCampKIDSゲーム開発プロジェクト 体験会~
この度G2 Studiosでは、小・中学生向けのプログラミングスクール「CodeCampKIDS」と提携し、ゲーム開発の体験会を実施いたしました。
■概要
G2 Studiosでは、スマートフォン向けゲームアプリの企画・開発・運営までの一連の工程を行っています。
これまで大学生・専門学生のキャリア選択を支援するべく、学年関係なく参加できるインターンシップや他社様と合同でのゲーム業界に関する説明会を実施してきました。
今回、大学生・専門学生から範囲を広げ、プログラミングを学ぶ小中高生がゲーム開発の現場に触れることで「将来のキャリア選択の参考にしてほしい」・「普段楽しんでいるゲームがどのように作られているのかを知ってほしい」という想いから、プログラミングスクール「CodeCampKIDS」を運営するコードキャンプ株式会社と共同で「ゲーム開発プロジェクト体験会」を開催いたしました。
G2 Studiosでは若手の育成に力を入れており、約半年に及ぶ新入社員研修を行っています。今回は、未来の担い手である子どもたちにも「ゲームづくりの楽しさを感じてもらい、将来のキャリアの選択肢を増やす」ことを目指し、新入社員研修と連動してプロジェクトを発足しました。
G2 Studiosの新卒社員が事前にCodeCampKIDS受講生に、ゲームに取り入れたいアイデアをヒアリングし、それを反映したスマートフォン向けゲームアプリを企画・開発、イベント当日に、完成したゲームをCodeCampKIDS受講生にお披露目し、全員でゲームをプレイする「試遊会」を実施いたしました。
■プロジェクトの背景
スマートフォンゲーム業界は技術の進展とともに求められるゲームのクオリティが上がっています。
また、採用市場を見ても求められているのは真面目さやIQの高さ、答えがある成果ではなく、自分で考え行動できる力や柔軟性、答えがないものに取り組める力だそうです。
まさに、変化の激しいスマートフォンゲーム業界に必要な力だと思います。
G2 Studiosの研修は今まではゲーム作りに関する知識の習得と実践に特化していましたが、これからもっと成長していくためにはゲームを作ること以上の挑戦が必要だと感じていました。
とくにゲームクリエイターにとって大切な「ユーザー目線」については、自分たちの主観だけではなかなか鍛えることが難しいものです。
そこで、いくつかの学校や企業へ声をかけさせていただき、今回ご協力頂いたのがCodeCampKIDSでした。
CodeCampKIDSでは小学生~高校生向けのScratchやUnityなどを使ったプログラミングを学べます。
両社にとって有意義なプロジェクトにすべく、お互いに求めている体験や情報を話し合い、どんなことをやっていくか決めていきました。
■プロジェクトの内容
初の試みということもあり、手探りながらも始めたこのプロジェクトですがCodeCampKIDSの協力のもと順調に進めることができました。
<流れ>
■受講生へアンケート
ゲームの企画を考える前に、ゲームを遊んでくれるユーザーであるCodeCampKIDSの受講生へ普段遊んでいるゲームや、ゲームを遊ぶ上で重要に思っていることなどをアンケートでヒアリングしました。
■ゲームの企画
アンケート結果から、「自由度の高さ」「アクションゲーム」「RPG」「競い合い」などのキーワードを絞りゲーム企画を2つ考えました。
アンケートに回答いただいた受講生のうち半数以上は小学生の低学年、中学年でしたので、彼らに合わせてデザインのテイストやゲームの複雑性を考えていきます。
▼2チームの企画の考え方
■ゲーム開発
今回のプロジェクトでは10日間という短い期間での開発でした。
作るものの認識合わせや進捗確認のためのコミュニケーションがとても重要です。
社内でもレビューを貰いつつ、ゲームのクオリティを引き上げていきました。
レビューをする先輩社員たちの中には、自身も新入社員研修でゲーム開発をしていたメンバーも多く、親身になってアドバイスをしていました。
■試遊会
6月25日 CodeCampKIDSにてゲームのお披露目をしました。
ゲームをどのように企画し、どんな職種でどんなことをしてきたか、
ゲーム作りで大変だったことや気をつけたことなどを講演し、受講生にゲームをプレイしてもらいました。
▼ゲームに夢中な受講生たち
ゲームの試遊時間ではCodeCampKIDSの受講生に熱中して遊んでもらえて、見ている私たちも「がんばれ!」「あともう少しでクリアだったね!」と一緒に盛り上がりました。
先輩社員も加わって実施した質疑応答では「このゲームを作るのにどれくらいお金はかかりましたか?」や「もし開発している間にこのテーマの流行が過ぎていたらどうしますか?」など鋭い質問も頂き、CodeCampKIDSの受講生の皆さんのゲーム作り目線は大人顔負けでした。
■これからについて
ゲーム業界には、ゲームを通して明るくワクワクするような未来を作っていきたい人たちがたくさんいます。
私たちゲームクリエイターが作るのはゲームだけではなく、その先のユーザーが感じる楽しさや幸せであることをこの「ゲーム開発プロジェクト体験会」で伝えられたらと思っています。
今後もゲームに関わる人たちのため、さらにこのような活動を進めていきたいと思います。
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