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中途入社者インタビュー/3Dアニメーターのこれまでの経歴と今後やりたいこと

2022年4月入社の3Dアニメーターにインタビューしました!

3Dアニメーション中心のキャリア
キャリアを積む中で多くのことを学んだ

ーこれまでのキャリアを教えてください

ゲーム系3社にて、3Dアニメーションを中心に携わってきました。

1社目では、入社早々からずっとモーションキャプチャを使ったリアル寄りのアクションを作っていました。複雑な操作が必要な武器等も受け持ったので、ここで必要に迫られて、部分的ながらリグ作成を習得しています。

2社目で関わったのは、ほぼ全てアニメ原作やアニメ調のアクションです。これまでは物理的な正しさとゲーム的な正しさを考えて動かしていましたが、それらよりもキャラ的な正しさが最優先になるため、原作の理解が何よりも大事だということを学びました。

3社目からがアプリ業界です。ここではリアル系とアニメ系で、作る動き自体はこれまでとそう変わらないものでしたが、「運営」という仕事の仕方が何より新鮮でした。
家庭用の業界ではマスターアップしたら終わりなので多少無理をしてもなんとかなったのですが、運営となるとずっと開発が続いていくのでなかなか無理ができません。なので、コストや負荷をこれまで以上に意識して、持続可能な開発体制を構築するための工夫を考えてきました。
今風に言えば、SDSs(Sustainable Development Systems)ですね。

ーゲーム業界に入るきっかけを教えてください

幼稚園時代、兄がファミコンを買ってもらったのでそれに便乗して遊んでいたのですが、当時は「ファミコンを作る人か聖闘士になる!ギリシャに行く!」と言っていたそうです(笑)
どちらも「実現の仕方」がわからなかったので、特に何もしないまま学生時代を終えたのですが、なんとかゲーム作りの夢を叶えられて良かったです。

この業界に入って分かったことですが、魅力的な絵を描くデザイナーや、難しい問題をさらっと解決していくエンジニアなど、自分にできない分野のプロに接することができるのは非常に魅力的だなと感じます。
一緒に仕事をしていて嬉しくなりますね。

「とりあえずやってみる」
新人時代に身についたチャレンジ精神

ーこれまでのキャリアで印象的だった出来事を教えてください

最初の会社に入社してすぐ、モーションキャプチャの撮影三昧で作業を覚えたのですが、しばらくして少し手が空き、上長に何かないか聞いてみました。
「ちょうど海外の子会社からチームごと研修に来てるから、キャプチャデータの処理について教えてあげて。」と言われたのが印象的(衝撃的)な仕事でした。自分はもちろん外国語を話せないし、そのチームもリーダーが日本語を少し話せる程度で、「そもそも自分は業界に入ったばかりのド新人ですけど...!?」という驚きを隠せないまま、大急ぎで大量に手順の画像を用意し、「これをこう。」「あれをそう。」のように簡単な会話ですむようにしてなんとか乗り切りました。
とはいえ後日思い返してみれば足りないことやわかりづらいと思われることも多々あり、人に伝えることの難しさを思い知りました。
他にもいろいろ未知のことや未経験のことを急に振られて、「とりあえずやってみる」ことがたくさんあったのがこの時期です。

もちろんうまくいかないこともありましたが、うまくいって身に付いたものは今でも使える財産になっています。なにより、「とりあえずやってみる」姿勢が今の自分に繋がっているような気がしています。

自分次第で道を切り拓ける環境
強みを活かして頑張っていきたい

ー入社後、“G2 Studiosらしさ”を感じたエピソードを教えてください

ジョブチェンジしようとしている最中の人をよく見かけるのが、興味深いです。新しいスキルの勉強を業務時間中にできる体制も整っているので、やる気さえあれば本当に何にでもなれると思います。
私の所属する3DCGグループにもジョブチェンジとして、ディレクターからモデラ―になった社員や2Dの領域から3Dにきた社員がいます。
自分次第でどんどん道を切り拓ける“G2 Studiosらしさ”を感じましたね。

ー今後の意気込みを教えてください

自分の強みはMayaのMELスクリプトを活用しての工数削減や省力化にあると思っているので、リソースの量産になってからが本当の勝負だと思っています。
あとはMELの普及活動も頑張っていきます。

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