忘れられない特別な2日間~バンタン東京ゲームジャムを開催しました~
ゲーム業界を目指す学生たちにチームでのゲーム制作過程を体感してもらうため、この夏G2 Studiosは、バンタンゲームアカデミー東京校(以下バンタン東京)と共同で、2日間のイベント「バンタン東京ゲームジャム」を実施しました。
バンタン東京ゲームジャム概要
G2 Studiosの社員からの技術的なアドバイスを参考に、チームでのゲーム制作過程を体感してもらうだけでなく、制作したゲームを他の人にプレイしてもらう楽しさを知ってもらいたいという想いのもと、このイベントを実施しました。
社員のサポートを受けながら、UnityやGitを使ってゲーム制作を行いました。
今回、全学年・全職種の学生が参加してくださり、就職活動を控える学生だけでなく、1年生や高等部も含む合計96名の学生にご参加いただきました。
スケジュール
初日は、会社説明と2日間のルール説明を行った後、テーマの「スピード」に沿った制作をスタートしました!
このお題は弊社のグループ会社、ギークスの「10の心得」の「3:Speed!Speed!Speed!」から選びました。学生のチーム名も「スピード」にちなんで、「のぞみ」「はくたか」など新幹線の名前から付けました。
全職種・全学年9名~11名で構成された11班に分かれ、2日間で総制作時間約11時間をかけ、制作をおこないました。
社員は合計14名参加し、各教室ごとにプランナー・デザイナー・エンジニアの社員を配置して、疑問点があればすぐに社員がサポート出来る体制にしました。
1日目の最後には社員によるQ&Aもおこない、就職活動に関することや、学生時代に経験しておいた方が良いこと、ゲーム業界全体に関することなど、質問は多岐に渡りました。志している業界の現場社員と話す貴重な機会は、とても参考になったと好評でした。
2日目も制作の続きをおこないました。ゲームを完成まで導くために、社員から最大限のアドバイスをさせて頂きました。最後に他の班のゲームも遊べる試遊会もおこないました。
試遊会終了後、参加学生と社員による投票で、学生賞(学生投票1位)とG2賞(社員投票1位)を決めました。
学生による作品をいくつかご紹介します。
学生ならではのアイディアで作られた、個性的なゲームが完成しました!
左上:時間経過と共に迫ってくる壁を撃ってゴールまでたどり着くゲーム
右上:2人対戦で、指定されたキーを押し、素早くどんぶりを作るゲーム
左下:視界を奪われるピンクボールから逃げ、虹色のボールを獲りスピードアップを楽しむゲーム
右下:強制横スクロールの中、障害物を避けるゲーム
学生賞は、遊んでみて一番面白かったゲームに対して投票がおこなわれました。
【学生賞】はくたか
スピード感をもって計算問題を解きながら新幹線をスピードアップさせ、なるべく長い距離を稼ぐゲームです!上手く進められれば、海外まで距離を伸ばせるので、みんなで競い合って遊びました。新幹線は3Dで制作されています。
G2賞はゲームの完成度と面白さを軸に、メンター社員全員がこのゲームが最高だった!という作品に1票入れて、最も票が入ったゲームに贈られました。
【G2賞】はやぶさ
スタート時には、障害物を避けながらどんどんスピードを上げていくゲームですが、途中からは周りにある障害物を全部吹き飛ばし爽快感を感じられる仕様になっています。
ランキング形式になっているので、何度も遊びたくなるゲームでした。
G2賞投票の際には、社員からこんなコメントがありました。
受賞した2チームには、「G2 Studiosの会社見学権」と「渋谷の美味しいお菓子」をお渡ししました!
いずれも2日で完成させたとは思えない素晴らしい仕上がりに、社員一同とても感動しました。
学生同士で振り返りもおこない、次回に向けて反省点や、今回努力した点も出し合って2日間のゲームジャムが終了しました。
バンタン東京の皆さんの今後の成長が益々楽しみです。
参加者の声
・グループ制作ならではの情報を共有する大切さを実感し、また、自分の得意なことを把握することで、どの作業を担当すればクオリティの向上に貢献できるかを考えることが出来ました。
・違う専攻の人たちと力を合わせて時間内にゲームをつくるということ自体初めてでしたが、こんなにも誰かとゲームを作るということが楽しいとは思いませんでした。
・チームでひとつのものを制作するにあたって、報連相を始めとしたコミュニケーションが非常に重要であることを体感しました。また、企画書をよく読み込み、チーム全体で作るものに対してのイメージを固めておくことで確認作業が少なく済むことを学ぶことが出来ました。
・すぐ傍に的確なアドバイスをくださる「最前線で働くプロの方がいる」ことがこんなに心強いものかと、非常に助けられたと同時にとても勉強になりました。短い時間の中で制作する事で、自分のスキルアップが出来た気がします。
・最後の試遊会ではどのチームのゲームも完成度が高く、短時間でも熱心に取り組んだ作品はとても面白いものになることが分かりました。また社員の皆さんが熱心に話し掛けに来て下さり、話しかけやすい空気を作り出してくれていたことに感謝しています。
・頼りになるメンバーと共に想像以上に楽しく取り組むことが出来ました。Unityを触ってみたいと思いつつも、重い腰が上がらないでいたので、最初の1歩をここで踏み出せてとても良かったです。
担当者より
G2 Studiosは、ゲーム業界を目指す学生向けのイベントをこれからも開催していく予定です。
このようなイベントの開催や、社員登壇イベントを希望される企業や学校の皆さま、お気軽にお問い合わせください。
社員一同、ご連絡をお待ちしております!!
▼お問い合わせ先
g2-recruit@g2-studios.net
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