同じ業界を目指す仲間たちとの熱い夏!~エンジニア・プランナー向けインターンシップを開催しました~
G2 Studiosではゲーム業界を目指す学生に向けて、毎年インターンシップを実施しています。今回は夏に行われたエンジニア向け5daysインターン・エンジニア向け1dayインターン・プランナー向け1dayインターンの概要と、参加者の感想をご紹介します!
エンジニア5daysインターンシップ概要
「チームでゲームを作る楽しさを体験してほしい」「G2 Studiosにどんな社員が働いていて、どのような想いでゲームを作っているのか感じてほしい」という想いのもと、社員のサポートを受けながらUnityやGitを使ったゲーム開発を行いました。オンライン10名+来社18名の合計28名にご参加いただきました。
スケジュール
初日はチームで初めて顔合わせをし、企画や開発スケジュールを一から計画しました。
2日目からはいよいよ開発。社員のサポートを受けながら制作を進めていきました。バグなどのトラブルも乗り越えつつ、社員や学生同士積極的な交流を交え、真剣に取り組みました。
今年のテーマは「運ぶ」です。それに合わせて6チームがそれぞれ1本のゲームを仕上げました。
作品紹介
チーム:大協闘C2ブラザーズ for インターン
開発ゲームタイトル:「ぽいぽいトラック」
引っ越しトラックに荷物をバランスよく積み込み、落とさないように高スコアを狙うゲーム
チーム:ワイワイ創造集団
開発ゲームタイトル:「ぐみぷろ」
流れてくるお客さんが欲しているグミを、要望通りに作って届ける判断力とスピードが重要なゲーム
チーム:pieces!
開発ゲームタイトル:「ぱたぱた運び屋さん」
蝶を操作し花を受粉して開花させていく2D横スクロールゲーム。食虫植物に注意!
チーム:TAGO連合
開発ゲームタイトル:「ハチっこ運び隊!」
プレイヤーがハチに指示を出し、巣を大きくしてミッション達成を目指す、ハチの育成シミュレーションゲーム
チーム:ピンシャー
開発ゲームタイトル:「さんそをとどけろ!!」
体内の赤血球を操作し、ウイルスを避けながら酸素を運ぶスコアアタックゲーム
チーム:創意楽造
開発ゲームタイトル:「ふきとべ鷹の子」
風を操作し鳥を運んで、障害物を避けながらゴールを目指す2D横スクロールゲーム
最終日は完成したゲームを納品し、発表や試遊会を行いました。試遊会はオフラインとオンラインでそれぞれ開催され、リモートワーク中の社員も一部参加し、遊んだ感想やフィードバックをもらいました。こちらもインターン生に大変好評でした。
最後に表彰式も行い、「ぽいぽいトラック」を開発した大協闘C2ブラザーズ for インターンが優勝となりました。
参加者の声
・短期間でゲームを企画からプロジェクト管理まで実践的におこなうことができ、全体・個人にも細かなフィードバックをいただきました。技術的にもチーム運営的にも成長の機会をいただけたと感じました。
・技術的な面と、チーム制作においてのメンバーとの連携のとり方を学べる機会がたくさんありました。また社員の方々から現場のノウハウを直接聞ける機会もたくさんあったので、得られるものが非常に多かったです。
・初対面(学外)の方とのチーム制作が初めてだったので、学内のメンバーと制作する時とは違った刺激を得ることが出来ました。 コードの書き方、作業の進め方について見ることが出来て良かったです。 また、作業管理について今回のように深く考えて取り組むことがなかったので今後に活かしていきたいと思います。
・今回の開発の経験を通じて、進捗や懸念事項などを周囲や上の方々に共有することの重要さや、気をつけるべきポイントを学ぶことが出来ました。 また、G2 Studiosの社風や理念、必要とされている人物像などを社員の皆様から感じることが出来ました。 現役エンジニアの方や、グループリーダー、部長から直接お話を聞ける機会は滅多にないので、インターンに参加しなければ気がつく事が出来なかった学びがたくさんありました。
・作業報告やガントチャートなど、普段大学でしているチーム制作では体験できないことが多く経験出来ました。ゲーム業界に入って実際に仕事でゲームを作るイメージが出来、理解が深まったのはもちろん、ぜひゲーム業界で働きたいという想いが強まりました。
インターンシップ担当者より
エンジニア1dayインターンシップ概要
スケジュール
1dayエンジニアインターンシップはオンラインで全2回開催し、合計148名にご参加いただきました。
冒頭は会社&業界説明のほか、テクノロジーディビジョン全体の業務や分担について説明し、その後は各セクションごとに現場社員が登壇し、詳しい業務内容や、実際の制作現場における考え方について解説をしていきました。それぞれ10分程度のグループワークも交え、「クライアントエンジニア」「サーバーエンジニア」「グラフィックスエンジニア」がどのような考え方で業務に取り組んでいるのかを体験していただきました。終了後にはQ&Aを実施し、採用担当のほか、登壇した部長、現場社員から参加者の質問に回答することで、より職種理解を深めていただきました。
参加者の声
・グループワークで他の学生の意見を聞け、参考になりました。結合度がどうかなど、あまり周りの人と話さず自分の中だけで考えていましたが、今回色々な意見を聞けたことでより発想力が大きくなったと実感しました。
・「どの技術が凄い」「どの技術が良い」ではなく、作りたいゲームに対してその技術が適切かどうかが特に重要視されていました。そういったことを大切にしている会社なので、どの技術講話でも社員の方が楽しそうに自信をもって話をされていたのだなと感じ、その姿はエンジニアを目指す身として見習うべき姿だと感じました。
・会社内の雰囲気や、違う部署同士どのようにコミュニケーションが行われているか。そして就活時にどのようなことが求められていて、何をアピールしたらよいかを知ることができて良かったです。
・今回のグループワークの中で複数人で意見交換をすることで、限られた時間内にいかに満足のいく結論を出すことができるか、議論を進めていくことの大切さが分かり、貴重な体験だと感じました。
インターンシップ担当者より
プランナー1dayインターンシップ概要
スケジュール
こちらは全5回開催し、合計153名にご参加いただきました。
冒頭の1時間は業界や会社について、またプランナー職の業務について詳しく解説をおこないました。プランナーはゲーム業界の中でも業務範囲が広く、会社によっても大きく差がある職種のため、「何が違うのか?」「どんな仕事ができるのか?」「必要な知識は?」と、例を交えながら説明していきました。後半はグループワークで各班4~5名程度に分かれ、2時間ほどで既存のゲームに対しての運営改善施策を企画してもらいました。企画後は全班に発表してもらい、社員よりフィードバックを行うことで実践的な知識をお伝えしました。最後にはプランナーの現場社員も登壇してQ&Aを実施し、現場での働き方や業務について、より深い質問にも回答していきました。
参加者の声
・企画書は相手に魅力を伝えるためのもので、仕様書はゲームの全体像を掴むためのものである事がわかりました。それぞれ目的がハッキリと違い、求められているところが違うという事を学び直せました。 また、実際にグループワークをしていく中で、時間配分と前提条件を明らかにして話していくことの大切さも学べたと思います。
・グループで問題解決をする時の、前提条件や現状理解の大切さを学びました。これが決まっているだけで、メンバーが同じ方向を向いて意見を出しやすくなることを身に染みて感じました。
・主に、プランナーの業務について深く学べました。企画書や仕様書の内容はどのようなものにするべきなのか、デベロッパー企業やパブリッシャー企業の違いによって、同じプランナーでも仕事の内容が変わること。ゲーム開発にあたってどのような流れで様々な役職の人と意見のすり合わせを行うのかなどが学べたポイントとして印象に残っています。また、社員の方が、会社の好きなところなども自己紹介で説明してくださったので、会社の雰囲気がよく理解できました。
・パブリッシャー企業、デベロッパー企業両方のゲームプランナーの業務内容について詳しく知ることができました。また、普段どのような観点で現職の方々がゲームを制作しているのかも知ることができました。そして実際に演習を行うことで、ユーザー、企業側両方の観点で施策を考える力が養われたと思います。
インターンシップ担当者より
最後に
5days、1day共に、どの回も皆さん積極的に参加してくださいました。
社員からの講義やフィードバックだけでなく、社員との交流など、短時間でもより多くの現場の知識を持ち帰っていただくため様々な工夫を凝らした結果、学生の皆さんにとって良い学びの場になったのではないかと感じています。また、学生の皆さんの多くのアイディアやワークでの動きから参加した社員たちもたくさんの気付きをいただきました。
G2 Studiosの社員が普段どのように企画・開発を行っているのか、どんな想いでゲーム制作しているのかが伝わっていたら嬉しいです。
インターンシップは冬も開催予定です!
ぜひプレエントリーをして、続報をお待ちください。
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