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産休・育休取得から職場復帰の流れをママ社員インタビューと合わせて解説/大切なのは○○!

G2 Studiosでは、様々な制度や福利厚生を整えることで、一人ひとりの成長を支え、イキイキと働ける環境作りに力を入れています。
今回は、出産・子育てにスポットを当ててご紹介します!

基本的なルール

労働基準法や育児休業法、就業規則等で、産休・育休にはルールが定められています。

産前:
女性が請求した場合、産前6週間は就業させることができない。
多胎(双子など)の場合は産前14週間まで拡大。
本人が希望する場合は出産前日まで就労可能。
※出産予定日を基準とし、実際の出産日が異なっても出産当日までが産前休暇とされる。

産後:
産後の女性は8週間は就労禁止。
ただし、7~8週目は、本人が希望し、医師が問題ないと判断した場合就労可能。
6週目までは本人が希望しても就労できない。

育休:
子が1歳に達するまでの間に取得することができる。
男性の場合出産日から取得可能、女性の場合は産後休暇の期間が優先され、その期間は育児休業に含まない。
※保育所に入所できない等の事情がある場合、2歳到達日まで延長できる。

その他:
産休期間とその後30日間は解雇禁止。
妊娠中・産後1年以内の解雇は、出産にまつわる理由での解雇ではないことを会社が証明する必要がある。

これらはあくまで、基本中の基本で、妊産婦検診のための時間の確保や残業や深夜勤務に関するものなど様々なルールがありますので、ぜひ確認してみてください。

育児・介護休業法にまつわるパンフレット(厚生労働省)

G2 Studiosでは、国で定められたルールや社内規則に沿って、従業員がイキイキと安心して働けるようにサポートしています。

実際に取得したママ社員が語る
産休・育休取得の流れ

ここからは、実際に産休・育休を取得して復職した社員2名のインタビューと合わせて休暇取得の流れを見ていきます。

M.F
2017年中途入社
ビジュアルデザインディビジョンUIグループ所属
2021年10月出産
2022年4月フレックス勤務やリモート勤務の制度を活用しながらフルタイムで復帰

A.S
2017年中途入社
ビジュアルデザインディビジョンUIグループ所属
2021年8月出産
2022年5月フレックス勤務やリモート勤務の制度を活用しながらフルタイムで復帰

産休・育休に入るまで

Q.会社に妊娠を伝える時期は?

M.F
私は、周囲にも心の準備をしてもらえるよう、妊娠前から近しい人には「そろそろ赤ちゃん欲しいから!」と出産を希望していることを伝えて「よろしく」「あとは任せるからね」と意思表明をしていました。プロジェクトが開発フェーズから運用フェーズに切り替わるタイミングにも合わせようともしたのですが、開発時期はいろいろありますから、完全に目論見通りにはいかなかったです。開発から運用になると、業務内容もガラっと変わるので狙い目だと思いますが、そのタイミングを待っていると3年に1度とかになってしまうのでさすがにそれはコントロールできませんね(笑)

妊娠が発覚してからも、つわりが重かったこともあり、早々に上司に報告しました。安定期に入ってからの方が安心だと思うのですが、モニターを見るのが辛いほどの時もありましたから、早めに報告して業務を調整しやすい環境にできたのは良かったと思います。夕方から体調が悪くなることが多かったので、作業効率を落とさずに働けるよう、フレックスタイムの範囲内で朝方に勤務していました。

A.Sさんは、安定期に入ってからの報告だったんですよね?

A.S
そうですね。私は、完全に安定期に入ってから上司に報告しました。何があるかわからないのが妊娠・出産なので、何かあったときに周りに気を使わせてしまうのが心配でした。また、M.Fさんと違ってつわりがそこまで重くなかったので、落ち着いたタイミングでの報告で良かったということもあります。もちろん体調への影響が全くなかったわけではありませんが、作業できないほどではなかったので体調と相談しながら対応していましたね。

安定期に入って「もう大丈夫かな」と思えたところで、直属の上司に報告をし、そこから必要各所に報告をあげてもらう形をとりました。私は、「周囲に気を使われているな」と思ってしまうことの方が気になってしまう性格なので、どんどん作業をふってもらっていつも通りに働けるように、作業で関わりのある人や近しい人など必要最低限の人に報告をしていって、全体周知はギリギリにしてもらいました。プロジェクトチーム全体や、私が担当していた業務を後任するメンバーにスムーズに引き継げるよう、データ整理や資料作成を「休みに入るまでにコツコツやっておこう」と積極的に進めるようにしていました。

つわりが重い方は、急な休みなども発生すると思うので早めに報告する方が良さそうですね。

M.F
食べ物が食べれなくなりました(笑)「こんな気持ち悪い状態が続くのか」と憂鬱だったのを覚えています。

A.S
それはつらい…。
つわりもそうですし、産休に入る前に産まれてしまうことや倒れてしまって緊急入院ということもないとは限らないので、急な動きがあってもチームが円滑に回るように準備したり相談したりすることが大切だと思います。


Q.産休に入るまでのスケジュールは?

M.F
私は里帰り出産でしたが、コロナ禍で県を跨ぐ移動に制約の多い時期だったので、出産先の病院に転院する前に2週間の待機期間が必要でした。そうすると、規則の6週間では足りなくなってしまったので、有給休暇を取得させていただく形で早めに産休に入りました。

A.S
私は、6週間前から産休に入りました。

M.F
A.Sさんのところは産まれるのがだいぶ早かったんですよね?

A.S
そうなんです。出産予定日より1ヵ月以上早く産まれたので驚きました。「1か月半くらいあるからゆっくり身体を整えて出産準備をしよう!」と思っていたのに、産休に入って1週間ほどでの出産でした。
事前の検診では何も予兆がありませんでしたし、本当に何があるかわからないですね。ここまで急にくるとは思いませんでした。結果、産休に入ってからの出産だったので大丈夫でしたが、もっと早めに色々準備しておけば良かったと思いました。

M.F
A.Sさんのことを知って、私もびっくりしました。加えて、コロナ禍の妊婦の受け入れについてショッキングなニュースも流れていた時期だったので、「とにかく安静に!」と思っていました。結果、安静にしすぎたのか、私の場合は予定日を過ぎての出産でした。これも人によってかなり差があるんですね。

・妊娠がわかったら、上長に相談。業務に影響がある場合は、早めの相談が安心。
・産休に入るまでのスケジュールや手続きは労務が担当。
・引継ぎや急な休みへの対応ができるよう、早めの準備を。

産休・育休中

Q.産休・育休中はどう過ごしていた?

A.S
「何かあれば携帯に連絡してください」と伝えて休みに入ったのですが、仕事の連絡はまったく来ませんでしたね。しっかり引継ぎはしたつもりですが、気を使っていただいた部分もきっとあると思います。皆さん優秀なので、私がいなくてもスムーズに回っていたことでしょう(笑)
おかげさまで休みの間は、育児に集中できました。正直なところ、育児が始まってからは仕事どころではなかったので、仕事を気にする余裕もなかったというのが本音です。育児に集中できる環境を作ってくれたチームのメンバーに感謝しています。

M.F
出産後もホルモンバランスの関係で体調不良が続く場合もありますし、授乳も大変ですよね。新生児は3時間おきに授乳やミルクをあげる必要があるので、深夜にも対応しないといけないですし。

A.S
赤ちゃんもそう都合よく3時間置きに起きてくれるわけもなく、1時間くらいで「もう起きちゃったの!?」ということもしばしばです。
最初の1、2ヵ月くらいは、やっぱり大変でしたね。それこそ仕事の連絡が来ても対応できなかったと思います。

M.F
保活(こどもを保育園に預けるための準備)もかなり早めに動かないといけないですね。出産前から調べておかないと間に合わないと思います。私は秋出産だったので、出産後すぐに対応しなくてはいけなくて、苦労しました。

A.S
4月に復帰しようと思ったら、秋には申し込みの締め切りがあるので、私も結構バタバタしましたね。保育園の見学もしたかったら夏頃には行かなくてはなりません。もっと早く調べておけば良かったです。

Q.復職のタイミングはどう決めた?

M.F
保育園の結果次第になるので、「結果が出る2月くらいに復帰時期の相談ができると思います」と予め会社に伝えてありました。実際、2月に入って労務の方からご連絡いただいて復帰までの相談をしました。

A.S
私も「保育園の結果次第で4月から復帰できると思います」と伝えていたので、結果がもらえたところで具体的な相談を始めました。たしか、連絡をもらう前に結果がわかったので自分から労務の方に連絡しましたね。そのあと、復帰前に上長と復帰前面談をしました。

M.F
私も3月最終週くらいに復帰前面談がありました。「保育園に何時まで預けられるか」「残業はできるか」など、現在の状況の説明をしたり、要望を伝えたりできました。制約が出てきてしまうのは避けようがないのですが、仕事には妥協なく打ち込みたかったので、ここでしっかり話をしておいて良かったと思います。

・産休・育休中は育児に専念。
・保育園に入園して復帰する予定の場合、早めの保活を。
・具体的な復帰タイミング、手続きは労務と相談。
・復帰前面談で状況や要望を伝え、業務の調整をする。

A.S「おかげさまで育児に専念できました」


復帰後

Q.復帰してどう?

M.F
所属しているプロジェクトでは毎週締め切りがあるので、早速バリバリ頑張っています。保育園のお迎えのため皆さんより早めに業務終了になるのですが、その後の時間帯にもクライアントから連絡がくることはよくあります。そういった時には、プロジェクトのメンバーがカバーしてくれていて本当にありがたいと思っています。例えば、バナーデザインなどを作成する際も、途中まで私が作成して、そのデータを別のメンバーに引き継いで続きをやってもらうこともあります。その代わり朝は他の社員より早めに業務を開始することもあります。任せっぱなしにはせず、一人称で仕事ができるよう心がけています。

また、預けている保育園が比較的遅くまで対応してくれるところですが、そうは言っても残り数名になって寂しそうに待っている姿を想像してしまうと、なるべく早めに迎えに行ってあげるようにしたいと思っています。
やはり、子どもが熱を出すこともあります。復帰したての頃はゴールデンウイークや土日にあたることが多く「良い子だな」と安心していましたが、6月に入ると、子どもの体調が崩れて私も休むことが増え、チームの方々に助けていただき本当に助かりました。

A.S
慣らし保育の期間も風邪をもらってきたりと大変だと聞いていたので、私はギリギリまで休みをとっていました。そのため、作業的には復帰してまだ1週間というところです。新しい業務を覚えたりしている最中ではありますが、既に気遣ってもらっているなと感じることは多いです。
私も保育園の関係で周囲のメンバーよりは早めにあがらせてもらっていて、18:30の夕会(終礼のようなもの。毎日の定例ミーティング)は不参加です。その分、朝早めの出勤でフルタイム勤務をしているのですが、メンバーと働く時間帯がズレることで連絡がとりづらいことは懸念しています。退勤後は、寝かしつけるまでバタバタしています。0歳児なので早く寝かせてあげたいと思って、急いでご飯を食べさせてお風呂に入れて…としていると携帯を触る暇もありません。連絡がとれない時間には、プロジェクトで何かあったときに対応が遅れてしまうので心配はあります。メンバーに理解と協力を得ながら、私も初めての育児なので今は様子見といったところですね。皆さん優しい方ばかりなので、甘えすぎてしまわないよう業務効率を意識してパフォーマンスをあげていきたいです。

M.F
リモート勤務ができますし、幸運にも延長保育ができる保育園なのでフルタイムで復帰できています。今後、自身やこどもの体調などを見ながら時短勤務を検討する必要もあるかもしれません。ただ、後からフルタイムに切り替えるタイミングを見つけるのも大変だと思って、まずはフルタイムで頑張ってみることにしました。

A.S
私も、従来の出社型が前提だったら、通勤時間を考えると時短勤務にしなければなりませんでした。制度面や周囲の理解に恵まれていると思います。

・ライフスタイルに合わせて、フレックス勤務やリモート勤務の制度を活用する。
・周囲の理解と協力を得られるよう、丁寧な連携を。


M.F「早めに迎えに行ってあげたいので朝型の勤務にしています」

最後に

A.S
今は、子どもが生きがいになっています。寝ているだけだった子どもが、だんだん動くようになって。正直言えば、保育園の入園タイミングの件がなければ1年間ギリギリまで手元で見たかったです。仕事をしながらの育児は、寝る時間も削られるほどせわしなく、大変ではあるのですが、「この子のためなら頑張れるな」「この子のために私も稼ごう」と生活の糧になっています。本当にかわいいです。
G2 Studiosは、仕事と育児の両立について理解をしてくださる方も多いので、妊娠中も産後も体調に気を付けながら自分らしく働けると思います!

A.S「子どもが生きがいです。この子のために頑張ろうと思います!」

M.F
子どもを産んで、価値観が変わりましたね。今すぐ迎えに行きたいくらい。仕事も楽しいので、許されるなら子どもと一緒に仕事したいと思ってしまいます(笑) 同時に、保育士さんもプロですし、保育園に入ってから子どもも体力がついて、どんどん動くようになっているので、預けて良かったなと思うことも多いですね。
忙しさはありますが、生活はとても充実しています。保育園が子どもの様子をアプリで送ってくれるのですが、それが届くのがいつも楽しみです。
働く上でも元気をもらっていると思います。育児をしていることが仕事にも良い影響を与え、仕事をしていることが育児にもプラスに働くよう、毎日頑張っていきます!


M.F「成長を見るのが楽しみです。働く上でも元気をもらっています!」


G2 Studiosには、一般的な産休・育休の就労規則だけでなく、「ファミサポ(出産祝い金や育児手当の支給など)」という福利厚生があったり、パパママやプレパパママが集って交流をする「パパママ支援部」という部活動があったりと様々な取り組みがあります。
G2 Studiosの福利厚生について詳細はこちら

今後も一人ひとりの社員がイキイキと仕事に励み、人生を充実させることができるよう、働きやすい環境づくりを進めていきます。

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