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逆境に立ち向かい、手にした夢。2018年度新人賞受賞者インタビュー

※この記事は2019年5月に公開したものです。

ギークスグループ全体会議で年に1回発表される新人賞。毎年4月に入社二年目の新卒社員から選出される、人生で一度しかもらえない輝かしい賞です。今年の新人賞受賞者に、受賞に至るまでの道のりや今後の目標について聞いてみました。

社員の涙腺を刺激した授賞式でのスピーチ

徹底した自己管理、想定を超える制作物のレベル、自己学習による成長スピードなどが評価され新人賞を獲得したデザイナーのS.Y。授賞式での彼女のスピーチを紹介します。

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自分が選ばれるとは思ってなかったので、緊張で足が震えています。
人前で話すのは慣れていないんですけど、普段伝えられない感謝を伝えたいと思います。

私はギークスとG2 Studiosに、夢も目標も経験も知識も、今日の大きな結果もいただいてしまっていて、本当にもらってばかりです。

高校3年生の時に初めてギークスが開発したゲームに出会って、ゲームを作りたいという夢を持ちました。そこから専門学校に入学してからは、ギークスに入ることを目標にして毎日頑張っていました。

入社してからは、みなさんの知っているとおり、セブ島に行かせていただき、アプリ開発研修ではリリースまで経験させていただきました。新規プロジェクトへ配属になってからは、やったことのないことを色々任せていただいて、すばらしい同期とすばらしい先輩たちに出会えて、本当に幸せ者だなと思います。

本当に、ギークス・G2 Studiosに出会えてよかったです。ありがとうございました!

新人賞獲得に至るまでには様々なドラマがあった

学生時代、就職活動時、入社後、それぞれの分岐点で何を思いどのように取り組んできたのか、インタビューをしました。

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▲2018年新卒入社。デザイナーS.Y

ー新人賞受賞おめでとうございます!今の気持ちを聞かせてください。

今まで新人賞をとっている人は、社内でとても活躍していて、私も尊敬している先輩方です。その先輩たちに続いて自分が選ばれたというプレッシャーもありますが、自分は自分らしく成長していきながら、期待に応えていきたいと思っています。

ー高校3年生の時からギークスのゲーム事業(現G2 Studios)で働くことが夢だったんですね。

実は高校3年の夏までは、教師になるために進路先を大学にしていたんです。その時、ギークスが開発したゲームに出会い、衝撃が走りました。「こんなに面白いゲームがあるんだ!こういうゲームを作りたい!」と強く思って、イラストの専門学校へ急遽進路を変えたんです。

それまでPCで絵を描いたことがなかったので、専門学校へ入学した時は、電源の付け方からわからない状態でした。ですが、ギークスへ入社するという夢が力になり、基礎から応用までみっちり学びました。

ー就職活動は順調に進みましたか?

いざ就職活動となった時、初めてギークスの採用サイトを見て、再び衝撃が走りました(笑)。ギークスに入るためにイラストを学んできたのに、募集がUIデザイナーだったんです。「私は2年前(の進路)から選択を間違えていたんだ」と涙を流しながらサイトを見ましたね。

希望を失いかけた状態でしたがとりあえず説明会に参加して、色々な社員と話をしたら、入社したいという気持ちがさらに大きくなりました。そこから選考はギークス一社に絞って、専門学校で学ばなかったillustratorを使って、毎晩泣きながらポートフォリオや選考課題でUIを作りました。その結果「ポートフォリオから課題選考のレベルの上がり方が異常」と評価をいただいて、入社することができました。

ー受賞理由にあった「自分にない知識を積極的に学ぶ姿勢」や「想定を超える制作物のレベル」という点は、選考中にも発揮されてたんですね。

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ー入社してから、苦労したことはありましたか?

配属されたプロジェクトでは、これまで業務で使ったことがないソフトを使っていたので、わからないことしかない状態で苦労しました。先輩に聞いたらすぐに教えてくれることでも、自分自身で色々調べながらアイテム制作をしてみて、短期間で慣れるよう頑張りました。ワイヤーフレームの作成、UIパーツやアイテム作成もしましたし、ガチャ画面やログイン画面などのアウトゲームのUIも最初から最後まで担当しました。

ー気をつけていることや意識していることはありますか?

「当たり前のことは当たり前にやること」です。「初心忘るべからず」という言葉があるように、当たり前のことは、日々を過ごしていくうちにだんだん疎かになっていってしまうと思うんです。朝早めに出社して、ゴミ掃除をしたり、加湿器の水を補充したりしているのですが、これを自分の「当たり前のこと」に設定して、日々のルーティンにしています。ルーティンの中にあれば疎かにせずに習慣として続けていけるので。

ー最後に、今後の目標を聞かせてください。

リードデザイナーになりたいです。リードは、みんなから信頼される存在で、チームの舵取りをしていくポジションなので、目指すに当たってたくさん努力していかなければと思っています。技術力はもちろん、まとめる力、スケジューリング力など、まだまだ不足しているスキルがあるので、今後も貪欲にインプットしていきたいです。

ーありがとうございました。壁にぶち当たっても、諦めずに挑戦して乗り越えてきたS.Yさん。今後の活躍を楽しみにしています!

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