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【社長インタビュー】「やらない」選択肢より「やってみたい」好奇心。これから出会う学生に伝えたいこと

G2 Studiosでは、新卒採用・中途採用を継続して行っています。1月より2022年度新卒採用が本格的にスタートすることに先駆けて、社長インタビューを実施しました。

桜井敦(さくらい あつし)
人材業界出身。2012年、ベインキャリージャパン(現ギークス)に入社し、IT人材事業本部に所属。IT人材事業本部長として4年ほど従事した後、2016年にゲーム事業推進室長に任命される。ゲーム事業の拡大に伴い、2018年にゲーム事業推進室を「G2 Studios」として子会社化し、代表取締役社長に就任。


意見がどんどん出るのはG2 Studiosの社員の特徴
素直で、表裏なく意見をくれる


―G2 Studiosも200名を超える会社になりました。拡大を続ける中で、組織としての変化はあったのでしょうか。


100名以下のときは、勢いをもって前に前にとひたすら突き進むタイプが多かったのですが、100名を超えてからは色々な視点で課題解決をしてくれるメンバーが加わり、社員の層が厚くなったと思います。少人数のときは気にしなくても進めたような組織の中の課題が出てきたので、働きやすい環境を整える転換期に入ったといえるでしょう。

反対に変わらない点を挙げるとすると、まずはギークスグループ全体の話にはなりますが、可能性にスピード感を持って行動し、様々なことへチャレンジできる風土は社員数が増えても変わりません。そうした風土を強みに、時代のニーズからビジネスを作り出し、成長を続けてきました

また、意見をどんどん出してくれるのも、昔から変わらないG2 Studiosの社員の特徴かと思います。素直で、表裏なく意見をくれます。

意見が出るのは期待の現れだと思っています。応えられないものもありますが、議論が生まれ改善に繋がるケースも多くあります。プロジェクトで気になることがあれば、プロジェクトのミーティングに直接私が入って状況を把握して判断するなど、社員との距離が離れないようにしています。

個人的な相談を受けることも多いですね。仕事のことだけでなくてプライベートや家庭のことまで相談があります。私とメンバーの距離の近さが、働きやすさや仕事のパフォーマンスに繋がれば嬉しいですね。

▼2019年末のギークスグループ納会の様子

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マーケットは若年化している
優秀な若い人材をゲーム業界に迎え入れるのは業界発展のための使命


―新しい仲間と常に成長していけると嬉しいですよね。
さて、G2 Studiosの組織拡大においては、新卒社員を途切れず採用し続けていることも1つの特徴かと思います。新卒採用にはどのような想いをお持ちでしょうか。

G2 Studiosは、社員の約3割が新卒入社です。社員数が5年で4倍になったことを考えると、この「3割」というのは大きい割合だと思います。ギークスグループには、採用を通じて若い人材を育成して事業発展に繋げてきた歴史があり、これからも大切にしたい文化です。

我々が新卒採用を続ける理由は大きく2つあります。

まずは、幼少期からゲームに触れてきた、若い人材の発想力や好奇心への期待です。マーケットがどんどん若年化しており、それこそ幼少期からご両親のスマートフォンに触れている子供たちが多数いると思います。ゲームに触れている時間は私たちよりも彼らの方が長いことになりますし、スマートフォンゲームが初めて触れるゲームという方もいるでしょう。「ゲームって面白いな」「こんなことをやれたら面白いんじゃないかな」と気づくタイミングも早いわけです。私たちが子供だった頃とは比べ物にならないくらい、ジャンルが増えて選択肢も広がっています。
そう考えると、豊かな発想力を持つ、好奇心旺盛な若い人材はぜひ採用したいですよね。

もう一つは、業界の発展です。より優秀な人材をこの業界に迎え入れて成長させていくことが、ゲーム業界の発展や成長を考えたときに重要だと思っています。
もちろんこれは新卒採用に限ったことではありませんが、業界を跨ぐキャリアチェンジというのは勇気のいることでしょうから、ファーストキャリアとしてゲーム業界を見てもらうことの重要性は高いのではないでしょうか。
我々の会社だけではなく、ゲーム業界全体でもそうだと思いますが、例え一人でも、業界に新しい人材を採用していくというのが大事だと考えています。採用を止めてしまうと、作り手が少なくなって優秀なクリエイターも生まれなくなり、全てが連鎖して面白いゲームが世に出なくなります。そうなるとゲーム業界全体がシュリンクしてしまうと危機感を覚えています。ゲーム業界発展のため、私たちもできる限り使命を担っていきたいと思っています。

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情報に振り回されて「やらない」選択肢をとるより
「こんなことをやってみたい」という好奇心を行動に移して欲しい


―どんな学生を採用したいですか。

好奇心やチャレンジ精神をもった学生を採用したいですね。

学生から社会人になることは、人生の大きなターニングポイントですよね。自分がとった行動が何かしらの結果を生んで、その結果が評価されて、信頼されたり信頼を失ったりというシビアな世界に入ることになります。それは学生さんもよくわかっているようで、「きっちりやらなきゃ」「リスクをとらないようにしなきゃ」と考えがちの方が多いように感じて、もったいないなと感じています。

私が若い頃はインターネットがそこまで普及していなかったので、情報も少なく、とにかくやってみるしかなかったんですよね。当然、想定外のことが起こって、失敗します。そこから、考えに考え抜いて、次の方法をどうにか思いつくわけです。この考えに考え抜くという過程が、新しい発想や学びに繋がっていたと思います。

現代は情報が溢れていますので、過去に経験した人の情報の蓄積を見て「やらない」という判断をしやすいのかもしれません。事前にリスクを避けてしまうから、自分の頭で考え抜くという場面が少なくなって、成長の機会を逃しているように見えます。「ある程度失敗しない」という結果が想像できることしかしないから、大きな失敗はしませんが、新しいものも生まれません。過去にとらわれて、毒にも薬にもならない方法を選択すると、当然評価もぱっとしないものになります。そこで、「働くってこんなもんなんだな」と見限ってしまったら、とても残念ですね。

ゲーム開発についても同じで、今、世の中で売れているゲームをなぞっても、これから売れるゲームはつくれません。新しいチャレンジをしながらトライアンドエラーを繰り返す中で、これまでになかったアソビを提供できるようになります。そこで初めてファンがついて、世に残っていくのだと思います。

だから、情報に翻弄されるのではなく、「こんなことをやってみたい」という好奇心をどんどん行動に移していただきたいと思いますし、その中で試行錯誤をして自分なりの新しい道を切り拓いていける人材を採用したいです。そういう人材がG2 Studiosという組織に共感してくれて、一緒に未来をつくっていけたら心強いと思います。

就職活動生にだけ求めるものではなくて、社員になってからも持ち続けて欲しい心持ちです。

▼2020新卒社員

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人生の大きな選択をしなければならないのが就職活動
納得いくまで向き合いたい


―例年、最終選考は桜井社長が担当されるのですね。

そうですね。今年は感染症拡大を防ぐ観点からオンライン中心の選考になりますが、一人ひとりとしっかりお話したいと思っています。また、来社して直接会いたいという希望があれば、(必要な対策を講じた上で)喜んでお会いするつもりです。新卒でどの会社を選ぶかというのは重要な決断です。実際に会社に足を運んで、社員と対面することでしか得られない情報もあると思うので、そこは柔軟に対応できればと思います。

限られた時間の中で人生の大きな選択をしなければならないのが就職活動だと思うので、納得いくまで向き合おうと思っていますし、自分の意思を持って決めて欲しいですね。

今あるゲームは今を境に全て過去のものになる
果敢なチャレンジを


―最後に、G2 Studiosに興味をもってくださった学生さんに一言お願いします。

巣ごもり需要で順風満帆に見えるゲーム業界ですが、夏をピークに勢いは落ち着いてきています。また海外勢の台頭もあります。これまでのやり方を継続していても勝てない時代に突入しているといっていいでしょう。

だからこそ、業界全体を盛り上げる新しい風が必要だと思っています。求める新卒像として話をしましたが、好奇心やチャレンジ精神を持ち続け、「こんなことをやってみたい」という新鮮な発想を形にしていっていただきたいです。今ある世の中のゲームは全て過去のものになります。未来の新しい‟アソビ”にチャレンジしてください。


1月より2022年度新卒採用が本格化します。
詳細は採用サイトよりご確認ください。


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