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仲間と共に成長した暑い夏~3days・5daysエンジニアインターンシップを実施しました~

G2 Studiosではゲーム業界を目指す学生に向けて、毎年インターンシップを実施しています。今回は夏に行われたエンジニア向け3days・5daysエンジニアインターンシップの概要と、参加者の感想をご紹介します!


3daysエンジニアインターンシップ概要

「チームでゲームを作る楽しさを体験してほしい」「G2 Studiosにはどんな社員が働いていて、どんな想いでゲームを作っているのかを感じてほしい」という想いのもと、社員のサポートを受けながら、UnityやGitを使ったゲーム開発を行いました。3daysエンジニアインターンシップはオンラインで開催し、10名の皆さんにご参加いただきました。

スケジュール

Day1
・Git説明
・社員ランチ(人事)
・企画決定
・ガントチャート作成

Day2
・制作
・社員ランチ(メンター社員)
・社員Q&A

Day3
・提出
・社員ランチ(新卒エンジニア/プランナー)
・最終発表
・振り返り

3days・5days共に、初日に初めてチームメンバーと顔合わせをし、企画の考案、ガントチャートの作成、開発スケジュールの計画、役割分担まで終えました。限られた日数での開発のため、初日に基盤を整えることが重要です。
2日目からは、社員のサポートを受けながら本格的に開発に着手!バグの発生など数々のトラブルも乗り越え、力を合わせて開発を進めました。

制作の合間には社員とのランチやQ&Aを行い、交流の場を設けました。人事だけでなく現場の社員も交え、就職活動での悩みに対してのアドバイスや、会社での実務に関してなど、社会人の先輩として、今後に役立つ情報をお伝えしました。

現場の社員と直接交流できたことで、普段の学生生活では得られない学びの機会になったのではないかと思っています。

今年の3daysエンジニアインターンシップのテーマは「あつい」。
それに合わせて2チームが、それぞれ1本のゲームを仕上げました!

作品紹介

開発ゲームタイトル:銭湯経営マスターへの道

銭湯経営マスターへの道

銭湯経営シミュレーションゲームで、銭湯を繁盛させて大儲けするゲームです。
銭湯の温度管理や資材の提供をすることで、お店の満足度を上げ、お金を稼ぐことができます。そのためには薪や資材の購入が必要となり、どれだけ節約しながら、たくさん稼ぐことができるかを駆け引きをするゲームになります。
テーマの「あつい」から「銭湯=熱い」「稼いだ札束(スコア)=厚い」を連想し、開発しました。 
資材の購入や薪をくべるために、たくさんクリックする爽快感や、温度調節とお客様への商品の提供を同時に行うことの難しさと達成感、リザルト画面で収入の合計金額とメダルを表示することで、ハイスコア更新のために何度でもプレイしたくなるようなゲームを目指しました。

開発ゲームタイトル:SAUNA PANIC

SAUNA PANIC

テーマの「あつい」から、「サウナ」を連想し、サウナでのトラブルを追い払って、より長くサウナを楽しむとスコアが上がるゲームを開発しました。
プレイヤーは、HPが0になるとサウナを出てしまうので、ミネラルウォーターでHPを補給しつつ、乱入してきた邪魔者をマウスの長押し/クリック/連打/上下スクロールで素早く追い払っていくゲームです。連続で敵を倒す爽快感や、敵が段々と増えてくるハラハラ感、記録更新の達成感などを重視して開発を進めました。

最終日には制作したゲームを発表し、個人賞の表彰式を行いました。
個人賞受賞者には、後日開催される優秀者のみを集めて社員と共同開発ができるハッカソンの参加権をプレゼントしました!

3daysエンジニアインターンシップ参加者集合写真

参加者の声

開発期間をオーバーせずに最後まで作り切れたので、満足しています。また、企画段階で1人の学生が一方的に意見を押し付けるのではなく、全員で意見を持ち寄って話し合うことができたことが、とても良かったです。

3日間のオンラインでの開発ではありましたが、オフラインで開発しているかのような団結感を感じられました。短い期間での開発でしたが、メンバーとも仲良くなることができ、充実したインターンシップでした。

自分にとっては、初めてのチームでのゲーム開発でした。まずは、ゲームを完成できたことに満足をしています。その中である程度貢献もでき、発言もすることができたので、とても良かったと思っています。

初めてのインターンで、しかも初対面の方々との初めてのオンライン開発、さらに短期の開発ということで、最初は不安と恐怖しかありませんでしたが、結果的にとても良い経験になりました。このインターンでは、自分自身はあまり良い成果を出せませんでしたが、学びの面では非常に有意義なものとなりました。当初の目的であった技術の向上と、就職活動のモチベーションを高めるという点は達成できたと思います。

5daysエンジニアインターンシップ概要

5daysエンジニアインターンシップは来社で開催し、17名の皆さんにご参加いただきました。

スケジュール

Day1
・セットアップ
・お題発表
・社員ランチ(人事)
・ガントチャート作成

Day2
・制作
・社員ランチ(メンターの19卒社員、中途社員)

Day3
・中間発表
・チームランチ
・社員Q&A

Day4
・制作
・社員ランチ(20卒2名、新卒2名)
・プレゼンスライド作成

Day5
・提出
・発表&試遊会/投票
・学生シャッフルランチ
・振り返り
・表彰

今年の5daysエンジニアインターンシップのテーマは「丸」。
それに合わせて4チームがそれぞれ1本のゲームを仕上げました!

丸から連想したのは…?

作品紹介

開発ゲームタイトル:Curl Up、Armadillo!

Curl Up、Armadillo!

テーマの「丸」から、「アルマジロの丸い形態」を連想し、2つの形態(通常形態/丸い形態)をもつアルマジロを操作するランゲームを開発しました。
アルマジロには、満腹度とライフが設定されていて、いずれかが0になった時点でゲームオーバーになります。2つの形態を駆使し、2種類のステータスが0にならないように、進んだ距離(スコア)を高めて、ランキングの上位を目指します。通常形態では敵に当たってしまいますが、食べ物を食べることができます。一方で、丸い形態の時は敵を倒すことができますが、食べ物を食べることはできません。互いにトレードオフの関係にあるので、駆け引きが必要となっています。
シンプルなゲームですが、時間経過によってステージが難しくなるなど、何度でもチャレンジしたくなるゲームを目指しました。

Curl Up、Armadillo!開発チーム集合写真

開発ゲームタイトル:GOLFLING

GOLFLING

テーマの「丸」から「ボール」を連想し、そこからさらに「ゴルフ」に発展させ、ゴルフのゲームを開発しました。
ボールをバウンドさせてゴールを目指す2Dのゴルフゲームで、使うボタンはスペースキーだけなので、非常に簡単でシンプルなゲームになっています。
少ない手数でゴールを目指したり、ハイスコアを目指して繰り返し遊びたくなるように、様々なギミックにもこだわりました。

GOLFLING開発チーム集合写真

開発ゲームタイトル:ダストシュート

ダストシュート

テーマの「丸」から「丸めること」を連想し、そこから「ゴミ」へと連想を膨らませました。
あつめて撃ちだす爽快感をコンセプトにした、3Dごみ拾い&大砲ゲームです。
まず、キーボード操作で、丸君というプレイヤーを転がしてゴミを集めます。ある程度ゴミを集めたら、大砲にゴミを入れ、ゴミ収集車を目掛けて発射します。ゴミ収集車に当たったら、スコアが加算され、スタートポジションに戻ります。これを制限時間終了まで繰り返し、合計スコアを競うゲームです。
プレイヤーのゴミが当たったポイントに、ゴミが正確にくっつくことや、壁透過のシェーダーにより画面の自動ズームをなくし、画面酔いの要因を減らすことにこだわって開発しました。

ダストシュート開発チーム集合写真

開発ゲームタイトル:UNSHAPE

UNSHAPE

テーマの「丸」を、好きな形に変形させて、ステージクリアを目指す変形パズルゲームです。
丸は一度変形させるとリセットするまで形状が保持されるため、微調整を重ねながらプレイすることができます。最後にスコアが表示されるので、単にクリアして終わりではなく、最適化を目指すという別角度の遊び方ができることでリプレイ性を高めました。ステージは3つまで用意していて、徐々に難易度が上がっていく設計となっています。
また、様々なギミックを用意し、プレイヤーに対して予想外の動きをさせることで、今までの攻略が通用しない新鮮な難しさと、新しい攻略法を考えることができるように工夫し、シンプルな操作性で、何度でも遊びたくなるようなゲーム体験を提供することを目指しました。

UNSHAPE開発チーム集合写真

最終日には完成したゲームを納品し、発表と試遊会が行われました。
発表には弊社CTOも参加し、インターン生に激励のメッセージを贈りました。
試遊会はオフラインだけでなくオンラインでも開催され、リモートワーク中の一部社員も参加しました。遊んだ感想を参加した社員からアンケートで回収し、それを元にフィードバックを行いました。
たくさんの社員や技術者と交流ができたことで、インターン生から多くの喜びの声をいただきました。

発表の様子
試遊会の様子

最後に個人賞と優勝チームの表彰式を行いました。
今回は、「UNSHAPE」を開発したチームが優勝となりました。

表彰式の様子

参加者の声

短い期間でしたが、ガントチャートを組む難しさや、情報共有の大切さなど様々なことを学ぶことができました。

一日を通して進行具合の確認をしていただけたり、制作したゲームにフィードバックなど客観的な視点で意見をいただける環境下でゲーム開発ができ、勉強になりました。自分に足りない部分を知ることができる良い機会となりました。

チームの雰囲気が良く、分からないことを気軽に聞くことができて、5日間とても自分の力になる経験をすることができました。メンバーと計画を立て実行したことで優勝でき、自分一人では絶対に得ることができなかった評価を得ることができて、とても満足しています。

SourceTreeでの共同管理や、チーム制作のガントチャートといった複数人でしか経験できないことを学ぶことができました。また、チーム開発で足りないこと、改善していかなければいけないことを知ることができ、とても勉強になりました。

自分には無い部分をみんなが持っていて、それぞれがお互いに助け合う開発ができたのは初めてのことでした。また、仲良く、良い雰囲気のまま最後まで走り切ることができ、優勝できたので、非常に有意義で良い経験ができたと感じています。

5daysエンジニアインターンシップ参加者集合写真

インターンシップ担当者より

今年は、オンライン/来社の2パターンでゲーム開発インターンシップを行いました。
特に来社は途中で台風が来て、開発がこのままできるのかとハラハラすることもありましたが、無事に最後まで開催することができ、ほっとしています。

今年のインターンシップの感想としては、前のめりな方が多かった印象がありました!
社員Q&Aの時に、たくさん質問が上がったり、チームから笑い声が聞こえたり、皆で教え合いながら良いゲームを作っていこうという動きが見られ、オンライン/来社共に盛り上がっていた印象を持ちました。

皆さん最初は、【良いゲームを作る】という目的でお越しいただく方が多いのですが、あくまでも業務体験をして欲しかったので、ゲーム開発だけでなく、細かい報連相や挨拶、スケジュール管理等を促していきました。社会人として企業に入社すると、開発すること以外の部分も当たり前に求められます。それを少しでも体験できていると嬉しいです!

ゲームや開発においては良かったこと/悪かったこともフィードバックいたしましたが、
ぜひこの経験を糧にして、就職活動を頑張っていただき、同じ業界で働けるのを楽しみにしています!

最後に

3days、5days共に、皆さん積極的に取り組んでくださいました。
チームでの開発が初めてだった方も多く、短期間ではありましたが、良い学びの場になったのではないでしょうか。講義やフィードバックだけでなく、社員との交流の時間もしっかりとご用意することができたので、現場の知識や雰囲気をたくさん持ち帰っていただけたのではないかと感じています。
制作いただいたゲームにはインターン生の若いエネルギーと、新しいアイディアが詰まっていて、私たち社員もたくさんの気づきを得ることができました。
インターンにご参加いただいた皆さんに、G2 Studiosの社員が普段どのように企画・開発を行っているのか、どんな想いでゲーム制作をしているのかが伝わっていたら嬉しいです。

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