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3D×Unreal Engineで広がる表現手法の可能性!3Dアクションゲームの研究開発

G2 Studiosの3Dチームでは、Unreal Engineを採用した3Dアクションゲームの研究開発に取り組んでいます。今回はG2 Studiosが研究開発に取り組むことなった経緯や、3Dチームの研究開発の内容を、G2 Studios代表桜井と3Dチームリーダー澤井へのインタビューを通してお伝えします。

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写真右:G2 Studios代表 桜井
写真左:3Dチームリーダー澤井

3Dチームが研究開発に取り組む理由

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桜井:
デバイスの性能と通信環境の向上に合わせて、ゲーム業界全体の技術力もどんどん高くなっています。同じようにゲームユーザーも進化し、見た目や操作感など、よりリッチな表現が当たり前のように求められるようになりました。

しかし、開発費をかけてリッチにすればするほどヒットするかというとそう単純なものでもありません。特に、リッチな3D表現をゲームに用いると開発費は急激に高騰します。でも確実にヒットするとは限らない。そうした状況の中でどういうゲームを作るのか、各社相当悩んでいると思います。中には3Dから撤退する企業もあり、スマホゲームでは3Dはなかなか手をだしにくい領域になっていると感じました。

反対に、海外のゲーム企業は、非常にリッチなコンテンツを持って続々と日本のマーケットに進出し勢いを奮っています。その中で、3Dなどのハイクオリティなゲームから撤退してしまうと、日本のゲーム業界全体が少しずつシュリンクしてしまいそうな危機感を抱きました。なので、私たちG2 Studiosは、あえてそこを勝負していき、リッチな3D表現をとことん追求し攻めていかなければいけないと感じ、3Dチームを作ろうと決めました。

澤井:
その3Dチームの立ち上げを自分が中心になってやりたいと思ったのが私の入社のきっかけでした。当時は人員も体制も全く整っていなかったので、仲間を集めチームをつくり研究開発に取り組めるベースを作るところからのスタートでした。

桜井:
体制ができていくにつれ、3D案件のお話もいくつかいだだくようになりました。パブリッシャーと一緒にゲーム開発をしていく上で、ある程度の制限はあります。もちろんその中での最大化を追い求めて開発をしています。しかしそれだけに取り組んでいると、全て受注案件次第になってしまい、未来を見据えた新しい技術の習得や底上げができないと考え、別軸で研究開発を進めることにしました。

3Dの研究開発で目指したもの

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澤井:
これまでのG2 Studiosにはなかった新しい技術を取り入れたいと思いました。そこで採用したのがUnreal Engineです。特に海外で、様々なコンシューマーゲームに使われているエンジンで、国内でも少しずつUnreal Engineを起用したゲームが出てきています。グラフィック面でも、Unreal Engineは工夫やアイディア次第で表現方法がかなり広がるため、Unityとはまた違ったハイクオリティなものができる可能性も秘めていたので、Unreal Engineを使おうと決めました。

桜井:
研究開発をする上で、ひとつのゲームの形にすることを目指してもらいました。私たちは、版権をお預かりしてゲームを開発しているので、なかなか技術力を発信しにくい状況です。それをゼロから自社で作って、ゲームという形にして見せられればわかりやすく技術力を伝えられると考えました。それに、ただ新しい技術を習得するのではなく、キャラクターを起こして動かして演出して…と具体的に形にしていった方が、メンバーも楽しんで取り組めるので。

澤井:
G2 Studiosは女性向けやリズムゲームが得意という印象が強いのですが、3D×Unreal Engineでこういうものが作れるという指針を作り、G2 Studiosの可能性を広げたいと思っています。そこで、これまでG2 Studiosの実績にはなかったジャンルであるアクションゲームに挑戦することにしました。

桜井:
新しい開発案件の話をいただくときにも、UnityではなくUnreal Engineでの開発を提案していくケースもこれからあるかと思います。ただ、お互いにUnreal Engineの実績がなければ難しいので、まずは私たちが、体感してみて経験値を積みあげていくことが大切だと思っています。

澤井:
クライアントの様々なニーズに対応できるように、「G2 Studiosではできない」というものをなくしていきたいです。そのためにも研究開発では新しい技術を積極的に取り入れて準備をしています。

開発中のゲーム画面を公開!今後の展開は?

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▲開発中のゲーム画面

澤井:
開発中のゲームは探索要素のあるアクションアドベンチャーゲームです。お店の要素もあって買い物も自由にできるようにしています。また、マルチプラットフォームでの展開も視野にいれています。

桜井:
マルチプラットフォーム展開は是非進めてほしいですね。会社としてもユーザーの選択肢を広げられるゲーム創りをしていきたいと思っているので。

澤井:
今年は、Unreal Engine基礎研究を進めていきながら、その研究成果やゲーム開発の進捗を外向けにも発信していく予定です。Unreal Engineだけではなく、例えば制作管理ツールとして使っている「SHOTGUN」などのツールについてもまた別の機会で触れていこう思います。勉強会や座談会などの外部イベントも開催していきたいです。

\3Dチームについてはこちらもご覧ください/


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ゲームの企画・開発・運営を行うG2 Studios(ジーツースタジオ)の公式note。「アソビ創造集団。」をビジョンに掲げ、ゲーム創りを楽しみながら、新しいワクワクを提供するべく挑戦し続けています。

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G2×CREATIVE
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  • 11本

新たな技術や表現手法を追及する研究開発での学びを紹介します。

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