好奇心をもって広い世界へ挑もう。メンバーが語る仕事の魅力と後輩へのアドバイス
G2 Studiosの2022年度新卒採用は今月から本格的にスタートし、おかげさまですでに多くの方々からエントリーをいただいております。先日の代表インタビューに続いて、今回はエンジニア、ディレクター、デザイナーの各職種のメンバーインタビューをお届けします。
ゲーム開発現場の第一線で活躍する3名からの、仕事のやりがいや就職活動を控えた学生の皆さんへのメッセージをぜひご覧ください。
▼代表インタビューはこちら
好奇心と行動力で道を拓いたエンジニア
-エンジニアの仕事内容を教えてください。
主にプログラミングを用いて、ゲーム作りに関わる様々な仕組みを作り上げていく仕事です。
様々な仕組みというのは、実際のゲームそのものを作り上げるのはもちろんのこと、それ以外にも、ゲームの難易度を決めるためのシミュレーションツールや、ステージを作るためのツールなど、「ゲームを作るためのツール」を作ることもあります。
ゲーム制作はエンジニア以外にも、画面を作るUIデザイナーや難易度を設定するレベルデザイナーなど、様々な職種の方と一つのチームになって一緒に行います。そのチームメンバーを、システム面からサポートするのも大切な仕事内容になります。
-仕事の魅力ややりがいは何でしょうか。
ゲームエンジニアは、「ゲーム作り」と「エンジニア」、それぞれに違ったやりがいがあると感じています。
「ゲーム作り」で一番やりがいを感じる瞬間は、自分が作ったゲームをユーザーの皆さんが遊んでいる瞬間です。楽しんでもらえたらとても嬉しいですし、厳しい意見をもらった時はへこみます。しかし、それが次のやる気につながっています。
また「エンジニア」としてやりがいを感じるのは、プログラムを作りあげたときです。難しそうに見えるプログラミングですが、実際もとても難しいです!個人的には、頭の中でパズルを解いているような感覚になります。そして、難しければ難しいほど、カチッと綺麗にパズルを解けた時には達成感を得られます。パズルが好きな方は、エンジニアに向いているかもしれません。
-就職活動を控える後輩へメッセージをお願いします。
普段の生活の中で大切にしていることが2つあります。「様々な事柄に興味を持つための好奇心」と、「興味を持ったことに対して実際に触りにいく行動力・身軽さ」です。
今自分はゲームを作る仕事をしていますが、その最初のきっかけは、学生時代にパソコンを触っていたことやプログラミングに興味をもったことだと思います。
しかし、パソコンを初めて触った小学生の時や、プログラミングをやり始めた高校生の時から、今の仕事をイメージできていたわけではありません。パソコンやプログラミングに対する、興味や好奇心があっただけです。
こうした、「過去に何気なくやっていた趣味や勉強が、ふと気づいたら仕事で活用できている」といった場面は、意外と多いのではないかと思います。後に振り返って「あの時これやっておいてよかったな」と感じることも多くあります。
私が伝えたいのは、「後になってみないと何の経験が活きてくるか分からない」ということです。未来に何か起こるか、自分自身も予想できません。ではどうするのかというと、様々な経験を積んでいくことが大切だと思います。
そこまで難しく考えず、まずは「自分が何に対して興味をもっているのか」、「普段何を行なっているのか」を思い返してみる。そこから、自分が今まで自分が見ていなかったこと、行なっていなかったけど気になること、楽しそうなことを探して、少し触れてみる。こうして興味の幅を少しずつ広げてみると、将来何かに役立つこともあるかもしれません。
「好き」を仕事にした、ゲームを面白くする何でも屋
-ディレクターの仕事内容を教えてください。
「ゲームを面白くするためにできることをすべてやっていく何でも屋」であり、また、「プロジェクトのリーダーとしてチームをまとめて物事を決定していくこと」、「先を見据えて、メンバーにゴールを見せていくこと」が私の仕事です。
具体的には、ゲーム制作の始まりとなる企画書の作成や開発進行のハンドリング、意思決定を行っています。
ゲーム内容や時にはストーリー、キャラクター要素などを、関係企業やプロジェクトメンバーとともに考え、決めていくこともあれば、皆さんにゲームをお届けするまでのスケジュールを考えるとともに、開発中もよりよいゲームにするために、改善・提案していくこともあります。
プロジェクトメンバーが働きやすく、また、意見を言いやすい環境をつくっていくことなども、面白いゲームをつくっていくためには必要になると考えています。そのようなことも含めて、自分にできることは何でもやっていますね。
-仕事の魅力ややりがいは何でしょうか。
私が感じる仕事の魅力・やりがいは、
『自分の好きなことを仕事にできていること』
『プロジェクトメンバーとともに面白いことをつくりあげていく達成感』
『ユーザーの皆さんの反応』でしょうか。
自分の好きなことを仕事にするというのは、皆さんが考えている以上に楽しく、そして大変でもあります。よりよいものを作ろうとどこまでも追求したくなるため、終わりはありません。
だからこそ、時には辛く感じることもあります。それでも、自分の好きなことだからこそ、踏ん張って、乗り越えていくことができていると私は感じています。
また、多くのプロジェクトメンバーと共にゲーム制作を進めることになるので、様々な経験をしてきた人たちが、それぞれの考えを持って集まり、ひとつの作品を作ることになります。時にはゲームをよくするために本気でぶつかり合うこともあります。そうした過程を経て、ゲームの各機能やクリエイティブが出来たときの達成感は凄く感じますね!
そうやってやってきたものが、ユーザーの皆さんから「面白い!」「楽しかった!」という反応をもらえたときは、「自分たちが考え、やってきたことは間違いではなかった、頑張ってよかった」と感じます。
ユーザー皆様からのお声のおかげで、次も挑戦していこうと奮い立つことができます。
-就職活動を控える後輩へメッセージをお願いします。
「自分の好きなことを仕事にした」私の経験をお話しましたが、それが正解であるということではありません。
働き方にもよりますが、社会人になれば皆さんの人生の中で、仕事が占める時間は多くなるでしょう。その中で、皆さんが何をしたいかを考えて、それぞれの選択をしてもらえればと思います。
そうやって考えていった中で、「ゲームがやりたい!」と思ったのなら是非挑戦してもらいたいと思います!
楽しい面やつらい面、どちらもありますが
私はゲーム制作を仕事にすることができて本当によかったと感じています。
皆さんも「これを仕事にしてよかった。」と思える選択をしてしていただければ幸いです。また、皆さんには是非、いろいろなことに挑戦し、多くのことを体験し、今を楽しんでいただきたいです。自分が好きなことをとことん追求する。興味がある分野に飛び込むことや知らない分野に触れることも良いと思います。
そういった経験が、社会人になったときに何らかの形で役に立つこともあれば、皆さんの今後の生き方を決めるきっかけになることもあると思いますので、是非楽しみながらチャレンジしていただければと思います!
ユーザーの声を活かし、ゲームを「魅せる」デザイナー
-UIデザイナーの仕事内容を教えてください。
主に、ゲームアプリの見た目全般のデザインを制作しています。
具体的には、皆さんがゲームアプリに触る際のボタンやアイコンなど、ビジュアル的要素を制作します。自分が一から作ることもあれば、デザイナーメンバーに指示を出して作ってもらうことや、他のメンバーと一緒に作ることもあります。
また、分業化しているので、他の〇〇デザイナーに制作を依頼する事もあります。〇〇デザイナーに依頼する例として、「ガチャで高レアリティのキャラクターを排出した時の演出」があります。私たちUIデザイナーが演出の見せ方や手法を考えて、演出の細かい動き・エフェクト等の細かい制作に関しては、モーションデザイナーにお願いしています。
-仕事の魅力ややりがいは何でしょうか。
2つあります。まず1つは、イベントやガチャのロゴ、演出が「良い感じ」に完成した時です。格好いい・可愛い・美しい・エモいなど、雰囲気の良いデザインが作れると、ワクワクします。このような、良く出来た デザインは、ユーザーの皆さんの思い出に残るので、そこを目指して制作しています。
もう1つは、ユーザーの皆さんからレビューを頂けることです。
「凄く楽しい!」「のめり込めた!」と言っていただけるのは、もちろんやりがいを感じますが、反対に「難しかった!」「出来なかった」という声も参考にしています。「次はこうしたらもっと面白くなるんじゃないか?丁度良い難易度になるんじゃないか?」と、頭を悩ませながらも、自分が作ったゲームを作り込んでいけるのが、この職業の楽しいところです。
-就職活動を控える後輩へメッセージをお願いします。
皆さんそれぞれ「向き・不向き」「好き・嫌い」「得意・苦手」 があると思います。まずは、そうした要素を具体的に言葉にしてみましょう。
例えば、得意なことは、コミュニケーションを取ること・何事も丁寧に仕事を進めること、苦手なことは、人付き合い・時間を守ることなど、どんどん言葉にしてみましょう。
そうしたことは、学業やアルバイト、友達付き合いの中など様々な場面で、自分の心の動きを意識することで見つけられると思います。頑張って見つけてみてください!
それらを見つけられたら、良いところはどんどん伸ばしていきましょう。そして周りにアピールしていきましょう。反対に、悪いところは出来る限り直していきましょう。また、常に直そうという気持ちを持ち続けましょう。
会社の仲間は、その懸命さを常に見てくれています。そして、家族、親友、友達、に次ぐ親しい存在になるはずです。そんな親しい存在の努力を、必ず見てくれます。会社の仲間には、思い切り甘えてください。そして、仲間や先輩方の良いところをたくさん吸収してください。いつか先輩の仕事を奪えるような力を持った、立派な後輩になってください。
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