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若手フォローアップ研修レポート/「時代を生き抜くキャリア」をテーマに、G2 Studios若手社員が集結

こんにちは!G2 Studiosの研修担当です。
今回は、「時代を生き抜くキャリア」をテーマに、ゲーム開発に励む若手社員を対象に実施したビジネス外部研修の結果をレポートします。

みなさんは普段、自分について考える時間を設けられていますか?
仕事をする上でのコミュニケーションについて満足していますか?
つい目の前の業務ばかりに手を取られていませんか?

今回は、2019年〜2021年に新卒として入社した社員を対象に、脳を柔軟にし、インプット/アウトプットを行い、「教える」のではなく「考えを共有する」ことを目的とした研修を実施しました。少人数グループのディスカッション形式で計6時間のプログラムを行いました。
なお、今回の研修は参加者全員マスクを着用し、講師との距離を保った上で、換気など新型コロナウイルス感染症の予防のもと実施致しました。


研修前

・予習動画 ユニカル
研修前、G2 Studios全社員向けにe-learningシステム(ユニカル)の情報を共有。
ユニカルの中には様々なコンテンツがあり、その中でも特に見て欲しいコンテンツをピックアップしました。
マネージャー、リーダー、社会人1年目など、自身が置かれている状況に合わせて動画を選択し、隙間時間で視聴することが可能です。
若手研修の予習としても活用しました。

研修1日目:レジリエンス

・講師:白戸 三四郎様
公式サイトはこちら:https://www.winquest.jp/profile.html

講師の白戸様よりレジリエンスに関する講義を実施いただき、数々のお題に対してグループディスカッションを行いました。

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参加社員のレポートを一部紹介します!

・レジリエンス(逆境力)
 『レジリエンス』とは「復元力」や「精神的な回復力」のことを差す用語で、人間の心が折れたり、へコんだりすることは仕方なく、その後立ち直れる力とのことでした。
 自分は幼少期から中学ぐらいにかけてとにかくネガティブ思考で、ちょっとしたことですぐにヘコんで泣きまくる人間でした。高校以降は「ちょっとしたことですぐにヘコんではいけない!」と常に心がけ、落ち込むことを減らすことが大事だと昔から考え続けてきました。そのため白戸さんの「ヘコむのは仕方ないから、すぐに立ち直れるレジリエンス能力を上げよう」という発想が自分の盲点で、とても印象に残りました。

・認知バイアス
 事例を挙げられて、今まで自分がいかに思いこみで仕事をしていたのか思い知りました。自分も特に考えることなく答えを出したり、偏見で考えが凝り固まってしまうことが多いので、直していきたいと強く感じました。

・メタ認知
 新卒研修の時に課題だった『自己分析』につながる部分だなと思い、すごく興味を持ちました。多角的に、客観的に自分の考えをみることで引きだしを増やす→自分のことを知り続けよう・成長させようと自問自答する、この流れを振り返りを行う上でも活用していきたいなと思います!

・「悩み」「嘆き」「不安」の違い
 それぞれ現在、過去、未来と時間軸が違う事を聞き、目から鱗でした。自分は意味のない未来にばかり囚われていたんだと感じました。

・否定語を肯定語に
 否定的な言い方になってしまうことの内省をするきっかけにもなり、少し言い方を変えるだけで受け取り方が大きく変わるものだなと感じました。
 相手がより自分の発言を受け入れやすくなり、良好な関係を築きやすくなるという点は「ごめん」を「ありがとう」に変えることと似ているなと感じました。
それに加え「〜しないで」を「〜して」に変えることは、結果を単刀直入に伝えることができ、建設的に意見を伝えるために重要なことだと感じました。
業務やプライベートでも、意識的に否定語を使わない、使ってしまっても訂正するということを心がけていきたいです。


研修中は「学習と勉強の違いについて」や、「モチベーションについて」などたくさんのディスカッションを行い、自然と自分の考えを共有し気付きを得ることが出来ていました。
どれも吸収力の高い若手の今だからこそ刺激になる内容ばかりでした。
(研修を始める前と後とでは、社員たちの表情の明るさが違いました!)

研修2日目:コミュニケーションとタイムマネジメント

・講師:奥山 由美子様
公式サイトはこちら:https://culturia.co.jp/

講師の奥山様よりコミュニケーションとタイムマネジメントに関する講義を実施いただき、最後はグループプレゼンを行いました。

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参加社員のレポートを一部紹介します!

・自分の半径2mの環境、与える影響
 自分が感じるということは他人ももちろん感じる部分だと思うので
まず第一に近くにいてもリラックスできるような人間になっていきたいと思います。
自分の立ち振る舞いがプロジェクトの雰囲気に直結、ひいては携わるゲーム自体にも影響を与える可能性があることを常に意識していきます。

・ワークライフインテグレーション
 自分の場合は、「仕事」のサークルの中に、「学び、生きがい」や「コミュニティ」を入れてしまっていたので、今後はそれぞれのサークルを独立して考え、「どうしたら自身の幸福度を上げることができるのか」を考えてみたいと思います。

・潜在意識の理解と活用
 「育ち」という言葉のほとんどが「家庭環境」という場合に使われることが多いと考えているのですが、
人を形成する上で家庭環境がそれほど重要なものだと私は思えません。
「コアになるパーソナリティは変えられないけれど、その周りの部分を捉え方で上書きすることができる」とおっしゃっておりましたが、私もまさにその通りだと共感しました。
家庭環境以外にも、自分自身を取り巻く環境というのは数えきれないほどあります。
起きた事実や事象の捉え方は人によって十人十色ですし、その捉え方によって人生が大きく変わると考えます。
そもそも「自分」という存在は「他者」の存在があることで生まれると考えるので、「自分を知る」ために「他者を知る」という努力を惜しまず、コミュニケーションをとっていきたいと思いました。

・他人に共有できるのは自分の経験したものだけ
 仕事でいうと、やったことのない仕事に対して「自分基準で簡単であっても他人には簡単ではない」かもしれないし、また逆も然りで、改めて自分本位での情報の共有は気をつけていかなければいけないのだと認識しました。

・タスク型管理
 「捨てるものはどれか?(→どれも捨てられない)」を考えるのではなく「選びたいものはどれか?」を考える。「やらなくて良いタスク?(→やらなくていいものなんかない…)」を考えるのではなく「優先するべきタスク・成果につながるタスクはどれか?」を考える。
この思考法を実践していきたいなと思いました。

研修を終えて

19卒プランナー
あっという間の2日間でした。
3年目となり色々と悩むことも多くなってきたこの時期に、こういった内容の研修が受けられて良かったです。一工夫するだけで、自分の価値や仕事の質が何倍にも良くなるんだと気づかされました。これまでは「生きる為に仕事をする」という考え方寄りだったのですが、「仕事と共に生きる」生活になれるよう少しずつ取り組んでいきたいです。
また、コロナの影響もあり人と会話する機会が少なくなっていたので、こうやって多くの人と会話ができて楽しかったです。貴重なお時間をくださりありがとうございました。

20卒UIデザイナー
2日間素晴らしい研修を、ありがとうございました!
1年後や2年後の私がこのメモを見返したときに、また新しい発見があるんだろうと思いました。
今の私だけではなく、未来の私への贈り物になるような知識ばかりでした!
自分の中のものがより言語化され、改めて自分と向き合うことができた貴重な時間でした。これからの業務やプライベートに積極的に活用していきたいです。

21卒プランナー
やはり先輩社員の方々と話がたくさんできたのが嬉しかったです。
1~3年目という違いでもいろいろな価値観の違いなどが生まれていて、非常に興味深かったです。また、他にも参考にできそうなデータや文献の情報が資料で共有いただけたので、読んでみたいと思います!
フォーラムで800人などを相手に話している方の講義を間近で、少人数で聞けたのは非常に貴重な経験でした。

講師からのコメント

普段の別業種向けとは違い、最初から場が温まっていて驚きました。そして、みんながしっかり発言してくれていたことも感動ですね。「もっと内向きな人が多いのかな」とイメージして場を和らげる準備をしてきたのですが、全く問題なかったです。ゲーム業界のイメージがガラッと変わりました。
「このメンバーだから楽しいものが作れるんだな」と、改めて感じました。本当に素晴らしい社員が多くて、ワクワクしました。将来が楽しみです!

研修担当からのコメント

社員全員のレポートに対し一つ一つ返信しながら、ここまで素直に受け取ってくれていたことに感動しました。正直、「急に研修するよと言われ、どんな気持ちで参加するだろう」「いつもと違う脳を使い、どれくらい学びを受け取ってくれるだろうか」という不安もありました。
この研修を今後に活かすために、今回受けきれなかった社員も含め、社内でのワークを実施していきたいと思います。
ゲームをつくる技術も大切ですが、マインドを鍛え柔軟性を持つことも大切。
G2 Studiosはそんな社員が集まる会社でありたいと考えています。


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