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【社内制度紹介】G'zone(ジーゾーン)/制度を利用してジョブチェンジに成功したママ社員にインタビュー

G2 Studiosには社員の自己実現をサポートするユニークな制度があります。今回は、G‘zone(ジーゾーン)という社内制度をご紹介します。

【G‘zone(ジーゾーン)】
ジョブチェンジを可能にする制度。希望職種と師匠を宣言し、その想いをプレゼンします。社内承認を得た後は勤務時間の一部を修行期間として利用でき、段階を経て新しい職種での独り立ちを目指します。

社内には、この制度を使ってディレクター→3Dモデラーという大きなジョブチェンジに成功した猛者もいます。(学生時代に一定の知識と技術を得ていた社員なので、全くの初心者ということではありません。)

今回は、昨年末、G’zoneを経てジョブチェンジを果たした女性社員を紹介します。


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―K.Kさんのこれまでのキャリアを教えてください。

K.K:
ゲームやアニメ、演劇などのエンタメが好きで、大学では情報デザイン系の学科に所属していました。在学中にとある舞台に出会い、すっかりその世界にのめり込みました。大学を中退して、4~5年の間は舞台演劇や声優の活動をしていましたね。

ゲーム業界でのキャリアは、デバッカーとしてのアルバイトが入口です。派遣された会社でQAチームを作ろうというタイミングがあり、立ち上げから関わらせてもらい、QAとしての立ち回りがメインになりました。

ゲーム会社ではよく見る光景だと思いますが、デスク周りにキャラクターグッズをたくさん並べて仕事をしていました。ちょうど転職を考えていた頃、私のデスクを見た職場の仲間が「そのゲームを作っている会社に知り合いがいるよ」と。そこで紹介されたのがG2 Studiosです。

▼社員紹介で入社するメンバーも多い


2年以上前から挑戦したかった仕事。
制度のおかげでチャレンジを宣言しやすくなった。

―なぜG‘zoneを使ってジョブチェンジをしようと思ったのですか。

K.K:
実は2年以上も前からスクリプターをやりたかったんです。

QAをしていると、全体の世界観や細かな演出の一つ一つまで、作品にとことん向き合うことになります。私は、もともと演劇をやっていたこともあって、「ここはもっとこういう表情の方がいいな」「いつものセリフだけど、ここはシーンが違うから演出は変えた方が合っているな」という風に、たくさん気づくことがありました。変えた方が良くなる部分に関しては、頻繁に企画担当と連携をとり修正していました。

そのため、G‘zoneの制度ができる前から社長に「スクリプターをチーム化し横の連携を強化して、ツールやノウハウを共通化したらどうでしょう?」と話したり、面談などで「私もスクリプターにチャレンジしてみたい」と漏らしたりもしていました。とはいえ、QAの仕事を放り出すわけにもいかないのでジョブチェンジはなかなか簡単にはできませんよね。

2019年に産休をとり、復帰したときにはG’zoneができていました。制度があると、チャレンジを宣言しやすいのでいいですね。QAチームのリーダーも後押しをしてくれて、念願のチャレンジとなりました。


▼QAチームリーダーの声

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色々と話を聞くと、私の入社前から希望はあったようで。スクリプト業務に対する想いが常に変わらず切望していることが伝わってきたので、自分としても背中を押してあげたいと思いました。
安心感抜群のQAメンバーがいなくなるのは複雑な気持ちも当然ありましたが、これからは安心感抜群のスクリプターとしてご活躍いただければと思います。頑張ってください!


修行期間は会社に先行投資をしてもらっている状態。
常に精一杯のやる気で取り組んだ。

―チャレンジの流れを教えてください。

K.K:
はじめは、工数の15%でスクリプターとしての修行を開始しました。これまで業務の中で関わる機会があったとはいえ、プロジェクトごとにやり方が大きく違うので、師匠役の社員に教わりながらツールの使い方を覚えましたね。センスの部分は自分で磨くしかないので、他社のアプリを研究したり、色々な種類の映像作品を見たりして勉強しました。3か月ほどして、工数をフルでスクリプト業務を充てさせていただくようになりました。

学校のように座学で教わるような環境ではないので、やる気や熱意が本当に大切だと思います。自分でやりたいといって始めたことですし、修行期間中は会社に先行投資をしてもらっている状態になるので、常に精一杯のやる気で取り組んでいました。QAとして所属していたチームや、スクリプターとして受け入れてくれるチームなど、多くの人が前向きに応援してくれたことは幸せな環境だったと思います。

子育てと仕事の両立に加えて新しいチャレンジをすることは大変に見えるかもしれませんが、フレックスで時間の融通がきき、休暇も調整しやすいので、どれも全力で取り組めていると思います。G2 Studiosは働き方の選択肢の1つとしてリモートワークを推奨していることもあり、ますます働きやすくなりましたね。

やりたいことをやりたいと言い続け、こうして夢が叶ったことを嬉しく思っています。

▼リモートワークができることでより働きやすく

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▼パパママの支援制度は他にも

演出の幅を増やし他のセクションやプロジェクト全体に影響を与えられるスクリプターに。

―今後の目標はありますか。

K.K:
経験を積んで、演出の幅を増やしていきたいです。また、周囲のスクリプターを見ているとマクロができる方が多いので、VBAなどを勉強したいと思っています。
これからも自分らしく、挑戦し続けたいですね。


▼師匠としてスクリプト業務を伝授した社員の声

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以前のプロジェクトでK.KさんにQAとして関わってもらい、ストーリーの違和感であったりキャラの台詞・感情の起伏の違和感であったりと細かい点に気づいてくれる方だなと思っていました。
その頃からストーリーやキャラ性について話すことも少なくなかったため、スクリプターを目指すと聞いたときはすんなりと受け入れることができました。
私自身、スクリプターという職業はゲームの世界観であったりキャラクターの個性を表現するのに重要な仕事だと思っていますし、K.Kさんもその点に関しては強い愛情や意思を感じてくれています。そのため、作業の大小や重要度に関わらずすべての作業に真摯に対応してくださり、とても助かっています。
スクリプターとしての垣根にとらわれず、ゲームの世界観やキャラクター性、演出の幅など良い意味で他のセクションやプロジェクト全体に影響を与えてくれるスクリプターになっていってくださるといいなと期待しています。


チャレンジ精神をもって、新しいキャリアを切り拓いてきたK.Kさん。
オンラインでのインタビュー中も、可愛いお子さんが画面越しに見え、仕事にも子育てにも全力で取り組んでいることが伝わってきました。

G2 Studiosのユニークな社内制度は、社員のニーズから生まれています。安心して生き生きと働くことができるように、柔軟に変化しており、不要になれば廃止されることもありますし、形を変えることもあります。
私たちは、社員が生き生きと働き、ゲーム開発を楽しむことを大切にしています。それは、創る側の楽しみやワクワクが、ユーザーにも届くと考えているからです。
今後も「アソビ創造集団。」として、常に新たな喜びや楽しさを提供できるよう邁進してまいります!

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