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G2×CREATIVE

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新たな技術や表現手法を追及する開発での学びを紹介します。
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#エンジニア

API実装でPostmanが便利

はじめにこんにちは!G2 Studios サーバーエンジニアのL.Yです。 今回は、ゲームのAPI開発に欠かせないテストツールを紹介します。 皆さんはRESTful APIを開発する際、疎通確認やレスポンス形式の確認をするために、どんなツールを使っているでしょうか? 今回は弊社サーバーチームでよく使用されるPostmanの導入経緯を含めて紹介させていただきます。 ※今回の記事ではPostmanのインストールと細かい操作関連は割愛させていただきます。 公式サイトからダウン

Unityを利用したスマホゲーム開発のアプリ内課金システムに単体テストを導入した話

はじめに はじめまして!G2 StudiosのクライアントエンジニアのS.Nです。 本記事では、Unityを用いたスマホゲームの課金システムのユースケーステストについて、具体的なコードを載せて解説していきます。 Google Play ストアでは2021年11月以降のアプリ更新で「Google Billing Library Version 3」への対応が必須となりました。ここ最近で課金システムのアップデートをされたプロジェクトも多いのではないでしょうか。私たちのプロジェク

アートチーム エンジニア業務のご紹介!テクニカルアーティストとは?

こんにちは! 私は G2 Studios株式会社 でゲームエンジニアをしているT.Mと申します。 今回は、私の業務のひとつである「テクニカルアーティスト」について、事例を元に書いていこうと思います。 実際に業務にあたる時、どのようなことを考えて、どのような作業をしているのか? テクニカルアーティストという職種に興味をもった方でも、もちろんそうでない方でも、是非読んでいってください。 テクニカルアーティストとは? まずは初めてテクニカルアーティストという単語を聞いた方に、簡単

【アートチーム研究開発】Spineを活用したリアルタイムアクションゲーム~エンジニアによる設計編~

今期、アートチームではMV(R)P アーキテクチャをベースにクリーンアーキテクチャの設計思想を取り入れ、クライアントメンバーでディスカッションしながら、再利用しやすく、変化に柔軟な設計にするための大規模なリファクタリングと、格闘機能のブラッシュアップを実施しました。 キャラクターモーション編に引き続き、今期新たに研究開発にジョインしたクライアントサイドエンジニアのみそスープから、研究を通してもっとも効果の大きかったものをお伝えします。 はじめに はじめまして!アートチーム

見た目で世界観を作るシェーダーの基礎知識について

こんにちは。2018年新卒入社のクライアントサイドエンジニアA.Hです。G2 Studiosには、月の業務時間の15%までを研究開発に充てることができる「G’try」(ジートライ)という制度があります。この制度を使って「シェーダー」について勉強してみたので、学んだことを紹介していきます。 シェーダーに興味をもったきっかけ 学生時代の卒業制作でシェーダーを触る機会があり、ゲームに馴染むアニメ調の絵作りをすることに面白さを感じ、シェーダーに興味を持つようになりました。 入社